『東海じゃらん』編集長がセレクトする
2009年 名古屋の観光トレンド

2009年の名古屋の観光トレンドは何だ? 旅のことならオマカセの国内旅行情報誌と言えば、ご存じ『じゃらん』。今回は、名古屋に編集部を置く『東海じゃらん』の小田展正編集長に、今年注目の観光のトレンド、トピックスをピックアップしてもらいました。

説明
『東海じゃらん』小田展正編集長
— 名古屋の話題に入る前に、国内旅行全般の傾向から教えてください。

小田 「不況の影響はやはり旅行業界全体にも及んでいます。しかし、景気が悪いから旅行自体をやめよう、と考える人は実は少なく、なるべく予算を抑えよう、お得なプランを見つけよう、さらには贅沢じゃないけれど中身のある体験をしたい、という意識が高まっているように感じます。つまり、旅に求める価値はこれまで以上に高まっているのです

それを象徴するのが自然回帰。昨年の富士登山20万人超が象徴的ですが、そこへ行かないと味わえない感動、が旅の大きな目的になっています。富士山ほど分かりやすいものでなくとも、山の湧き水の清らかさにも感動を覚えるなど、小さな、でも日常にはない体験を求めるという嗜好性は着実に強くなっている気がします」

名古屋の観光トレンド第3位・・・「喫茶店」

— では、2009年の注目トレンドを第3位から。

説明
昭和のレトロ感漂う喫茶店は名古屋の貴重な食文化のひとつ。写真は「喫茶ボンボン 桜山店」
小田 「名古屋の喫茶店は今やひとつの観光資源だと思います。実際、“名古屋を訪れたらどこへ行きたい?”と他府県の人に聞くと、“喫茶店”と答える人は多い。しかも、おしゃれな今ドキのカフェではなく、あくまで昔ながらの喫茶店、なんです」

— モーニングサービスを味わってみたい、という人も多いですよね。


説明
盛りだくさんのモーニングサービスは名古屋および周辺エリアの喫茶店の象徴
小田 「ええ。昨年秋に開催された『一宮モーニング博覧会』も大盛況でした。名古屋および周辺エリアにしかないサービスとして、他府県の人にとっては非常に気になるものとなっています。これもある種、そこへ行かないと体験できないもの、ちょっとしたものだけど日常では味わえない体験だと言えるでしょう。

説明
昨年10月に開かれた「第2回モーニング博覧会」は雨天にもかかわらずご覧の通りの大行列ができるほど人気を博した
ただし、名古屋の喫茶文化は市民の間で自然と親しまれて育ってきたもの。市や県が観光資源としてもっと発信していけばさらに盛り上がるハズ・・・という期待感もある一方で、ブームには乗せたくない、今のままで大事に守っていきたい、という思いもある。あまり声高に“名古屋喫茶が来る!”というのははばかられるのですが、でもやっぱりみんなに足を運んでもらいたいと、ひっそり応援しています(笑)」


【名古屋の喫茶店関連ガイド記事】
『名古屋ガイド』喫茶店記事index


□2ページ・・・2位は温泉レポートガイドも絶賛の・・・
□3ページ・・・次点は子どもたちが大好きな・・・
□4ページ・・・1位はオジさんだけじゃなくギャルファンも急増中の・・・!