中2階と半地下に分かれた店内が激シブの桜山店
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幹線道路のすぐ脇にこんな渋い一画が |
本店以上に渋い昭和の香りが漂うのが昭和区の桜山店です。こちらは
昭和35年創業。「本当は34年にオープンする予定だったのが、工事中に
伊勢湾台風でぺっしゃんこになっちゃってね。それで次の年の1月に何とか開店にこぎつけたんだよ」とマスター。名古屋の昭和のエピソードは、しばしば伊勢湾台風の年を基準に語られるんですが、こんなところにも時代を感じられます。
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上か下か。性格診断にも使えそう |
店の作りもまた今ではほとんどお目にかかれないもの。
客席が、中2階と半地下の2層式になっているんです。マスターによるとこれは「開店当時は流行りだったスタイル」とか。さらに、本店でも見られた赤い革張りソファ、暖炉に年代モノのガスストーブが置かれた山小屋調のデザイン、色ガラスのシェードをかぶせた照明、少々毛羽立ちかけた赤いカーペットなど、ディテールがいちいち心憎いほど渋いのです。
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こちらは半地下。暖炉にストーブがますますいい感じ。これはもう世界遺産、いや名古屋遺産です |
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中2階。写真だとちょっと見にくいが、招き猫がいい感じ。よく見ると上と下でソファが違う |
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ふわふわパンにツンと来るマスタードの利き具合がほどよいサンドイッチもうまい! ミックスサンド550円。アイスコーヒー300円にガムシロップが最初から入ってくるのも昭和流。サバラン230円はブランデーが入ってちょっぴり大人の味 |
メニューは基本的に本店と同じですが、ランチタイム限定のカレーライス450円など一部独自アイテムあり。ドリンク+ケーキのセットにすると、もともと安いケーキがさらに20円引きになるというサービス(一部ケーキは除く)も桜山店独自のものです。
■洋菓子 喫茶 ボンボン 桜山店
・所在地:名古屋市昭和区桜山町4ー70
・TEL:052・853・4450
・営業時間:8時~21時
・定休日:土曜
・アクセス:地下鉄桜山駅より徒歩1分
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「名古屋の喫茶店」から。
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「愛されて半世紀 『洋菓子 喫茶ボンボン 本店』」
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「ますます渋い飲み屋横丁 ボンボンセンター」