シンボルのラーメンフォークが
昭和53年のデビュー以来初のリニューアル!
真ん中が新型のラーメンフォーク。下は子供用、上は旧型 |
そして、今年9月末、このラーメンフォークがデビューからおよそ30年にして初めてリニューアル。新タイプがスガキヤ全318店舗(07年9月現在)で一斉に導入されました。
新ラーメンフォークの改良点は次の5点。
1.フォークの歯を従来の3本から4本にし、長くした
2.フォークの位置が真ん中になった(旧タイプは右利き向けに、右寄りの斜めについていた)
3.スプーン部が丸っこいスープスプーンタイプになった
4.柄をまっすぐにし、よりシンプルなデザインに
5.ミニサイズの子供用タイプを開発
記念価格で店頭での販売も。目指すは“NO割り箸”
08年3月割り箸全廃が目標 |
この新ラーメンフォークの導入に合わせて、同社では環境保護の観点から、使い捨ての割り箸の使用量削減、来年3月を目標に全廃を目指しているとのこと。店内のポスターでも、できるだけ割り箸を使わずラーメンフォークで食べてもらうことを訴えています。
実食調査! ラーメンフォークの“使える度”
では、本当に箸を使わずラーメンフォークだけでスムーズに食べることができるのか? 筆者が実食調査してみることにしました。【実食1 ラーメンフォーク】 【実食2 割り箸】
スポーツジムで腹ごなしし、2時間ほど空けて割り箸で2杯目を実食 |
まずは新型のラーメンフォークを使って実食・計測 |
割り箸は一度にたくさん麺を持ち上げられる |
ラーメンフォークだと麺を大量にはすくえないがスープも一緒に口に運べる |
6分14秒で完食! |
6分24秒で完食! |
割り箸の方がかなり有利と思ったのですが、タイムはラーメンフォーク使用時6分24秒、割り箸使用時6分14秒。わずか10秒差と、意外や時間的な差はほとんどありませんでした。ラーメンフォークは歯が長くなったおかげで麺をすくい上げやすく、想像以上に食べやすい! しかもスープと麺を一緒に口に運ぶことができるため、理想的なバランスで味わうことができるのです。さすが、改良は長年の悲願だったというだけあって、計算され尽くした使い勝手のよさ。これなら、箸を使わず、ラーメンフォークだけで食べるのも、まったく問題ナシと言えるでしょう。
名古屋で最もポピュラーな、もはや“ご当地ラーメン”とも言うべきスガキヤのラーメン。皆さんも、メニュー同様に技術と工夫が注ぎ込まれたラーメンフォークを使って味わってみてください。食べやすいと感じた人は、店頭でしかゲットできないラーメンフォークを名古屋みやげにするのもいいんじゃないでしょうか。
■スガキヤ(スガキコシステムズ)HP
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