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教育費から考える損する塾、得する塾(2ページ目)

高校受験を考えると、子どもを塾へ通わせたくなるのがホンネ。とはいっても、できるものなら授業料を節約したいもの。今回は、教育費からみた損する通塾、得する通塾について考えてみました。

伊藤 敏雄

執筆者:伊藤 敏雄

学習・受験ガイド

学習塾の授業料の目安

まず、中学生の学習塾の授業料(入塾費や教材費などの諸費は除く)の目安について紹介しましょう。授業時間や指導形態によって異なりますが、一般的には、集団指導(週2~3回)1万6000~2万4000円、少人数指導(週2~3回)2万4000~3万6000円、個別指導(週1~3回)1万6000~4万8000円となります。

<中学生の学習塾の授業料の目安【1ヶ月】>
■集団指導(週2~3回)1万6000~2万4000円
■少人数指導(週2~3回)2万4000~3万6000円
■個別指導(週1~3回)1万6000~4万8000円
(※1回の授業を2時間として計算。ガイドが独自に算出したものであり、地域によって目安が異なる場合があります)

1年間で計算すると、集団指導(週2~3回)19万2000円~28万8000円、少人数指導(週2~3回)28万8000~43万2000円、個別指導(週1~3回)19万2000~57万6000円となります。

<1年間の中学生の学習塾の授業料の目安【1年間】>
■集団指導(週2~3回)19万2000~28万8000円
■少人数指導(週2~3回)28万8000~43万2000円
■個別指導(週1~3回)19万2000~57万6000円
(※1回の授業を2時間として計算。ガイドが独自に算出したものであり、地域によって目安が異なる場合があります)

講師1人あたりの生徒数が少ない少人数指導や個別指導は、授業料が高くなる傾向にあります。

単純に金額面だけで比較すると、集団指導がお得に見えますが、きめ細かい指導が受けられず一斉形式の授業についていけないおそれがあるというデメリットもあります。一方、個別指導では、きめ細かい指導が受けられる反面、授業料が高いのが難点です。

>>次は、損する塾、得する塾を考えてみましょう。>>
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