フィンランドから学ぶ、学力向上の秘訣

フィンランドの学力向上策をまとめた「フィンランドメソッド入門」(経済界)
最後に、フィンランドに学ぶ学力向上策の紹介です。

フィンランドでは「学力の中心となる部分=読み書き計算」は、みんなが当たり前に身につけるものとされています。読解力や思考力は、こうした基礎となる学力があってこそのようです。まずは読み書き計算をしっかりとやりましょう。

もちろん、読解力や思考力を高めるための特別な試みもあります。「カルタ」と呼ばれるシンキング・マップ(イメージ図)を使った訓練法です。

フィンランドでカルタと呼ばれる発想力をつける方法
フィンランドでカルタと呼ばれる発想力をつける方法
■「カルタ」を使った発想力の訓練
テーマになる言葉、例えば「魚」という言葉を中心に書き、その周りに連想する言葉をどんどん書き加えていきます。これが、カルタと呼ばれるものです。連想した言葉からさらに連想できる言葉をつけ加えることで、より高い発想力を身につけることも可能です。

■「なぜ?」「どうして?」を大切にする
思考力をつける上で大切にしたいのが、「なぜそうなるのか?」「どうしてそうなるのか?」という理由や原因を考えることです。わからないことがあっても、「なぜ?」「どうして?」を考えない受け身スタイルでは、思考力は身につかないもの。

風邪をひいたら、ほとんどの人は熱や鼻水が出ますね。そんな時、わが子に「なぜだか知ってる?」という問いかけをしてみるのも良いでしょう。普段から「なぜ?」「どうして?」を大切にする姿勢が、思考力アップへの第一歩です。

■読書の時間をつくる
読者の皆さんは、最近本を読んでいますか。読んでみたい本があるけど、なかなか読む機会がないとお悩みの方もみえるでしょう。そこでアイデアを一つ。

「親子で読書をする時間」を設けるというのはどうでしょうか。あるいは「毎月5のつく日は、家族で本屋や図書館へ行く」という日を設定するのも良いですね。

フィンランドの人たちは親も子も読書好き。読書が学力向上に効果があることは、もはや世界的に知られています。多くの本に触れることは読解力、さらには思考力の向上へとつながります。早速試してみてください。



<フィンランド式ドリルの紹介>
フィンランドメソッド書き込み式練習ドリル 日本文芸社

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