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合格でも不合格でも、「その後」が大切(3ページ目)

受験はゴール地点ではなく、あくまでも通過点。めでたく第一志望に合格した子も、残念ながら合格しなかった子も、アフターフォローこそが大切なのです。

伊藤 敏雄

執筆者:伊藤 敏雄

学習・受験ガイド

この時期に身につけたい「課題を要領よくこなす力」

受験後から入学までに「すべきこと」は、課題を要領よくこなす力を身につけることです。

高校の勉強で、中学校と一番違うところは、授業の科目の多さと課題の多さ。ガイドが通っていた高校では、数学だけ数A、数B、数Cと3科目もあり、定期テストに至ってはなんと12科目もありました!

課題の量も半端じゃありません。愛知県内のある進学校(高校2年生)では、数学だけで100ページもある問題集丸々一冊を春休みの課題として出でたことが……。しかも、これは2つある数学の授業のうち、1つの授業だけでこの課題の量ですから驚きですね。

ここまで極端ではないにしても、高校の課題の量の多さに、卒業生の多くは驚かされ、タメ息が出るのだとか。課題を要領よくこなす力、是非この時期に身につけておきたいですね。

この時期だから「できる」資格検定のススメ!

漢検3級過去問題集〈平成18年度版〉日本漢字能力検定協会より
最後は、受験勉強が終わったこの時期だからこそできることで、各種検定にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?漢検や英検など、これらは後々資格としての価値が出てくることはさることながら、純粋に知的な刺激を求めるのにはもってこい。

高校によっては、漢検英検など、各種検定に力を入れているところがあります。最近では、実用数学技能検定(数検)歴史能力検定(歴検)なども人気があるようです。

漢検では、家族で受検し全員合格した場合に表彰してもらえる「家族受検表彰制度」というものもあります(家族受検表彰制度についてはこちら)。検定日はまだまだ先ですが、受験勉強から離れたこの時期に、一度、親子でチャレンジしてみてはいかがでしょう?
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