「ダメ教師にはやめていただく」。学力低下やいじめ問題など、ますます教師の指導力や資質が問われる時代になってきました。そんな中、「教員免許更新制度」の導入が「教育再生会議」をはじめ、本格的に検討され始めています。はたして、吉と出るのか凶と出るのか?今回は教員免許更新制度について紹介します。

<目次>
・そもそも教員免許の更新制って?
教員免許制度の問題点/更新制導入、その前に……
専門職(教職)大学院って?/親としてできることは?

そもそも教員免許の更新制って?

「子どもへの適切な指導や授業ができない」「保護者と信頼関係が築けない」「児童・生徒のテストや提出物を長期間返却しない」。2000年頃から何かと教師の資質が問われることが多くなりました。

昨年度こそ減少したものの、指導力不足と認定された教員の数は増加傾向に
昨年度こそ減少したものの、指導力不足と認定された教員の数は増加傾向に

教員免許は「教育職員免許法」という法律によって定められたもので、小学校や中学校などの学校種、国語や数学などの教科種、専修や一種などの免許種にわかれています。

この免許種は、むしろ最終学歴の違いによって区別されていて、指導力のレベルを反映しているわけではありません。

■専修……大学院修士課程修了レベル
■一種……大学卒業レベル
■二種……短期大学卒業レベル

この教員免許、必ずしも教師としての資質や専門性を保証していないのでは?という声が、最近よくあがるようになってきました。そこで、教員免許に更新制度を取り入れようという話が出てきたのです。

10年を有効期限に、大学などでの30時間の講習を受けることで教員免許を更新しようという制度です。

>>教員免許制度、その問題点とは?>>