高校受験/推薦入試・内申書・通知表

推薦入試対策(3ページ目)

学科試験が中心の一般入試のことはよくわかっても、高校の推薦入試は仕組みが複雑でよくわからないという方必見。今回は、面接など推薦入試の仕組みについてです。

伊藤 敏雄

執筆者:伊藤 敏雄

学習・受験ガイド

推薦入試のここがオススメ!

学科試験が苦手な子は、代わりに面接や作文、特技などでアピールすることができる
学科試験が苦手な子は、代わりに面接や作文、特技などでアピールすることができる
推薦入試のメリットはいくつかあります。まずは一般入試よりも先に受験でき、受験の雰囲気になれることができることです。「自分の力を試してみたい」、あるいは「ダメ(不合格)なときは、一般入試がある」。そういう気持ちで受験できる推薦入試は、受験に慣れる良い機会でもあります。

次は、志望する高校を2回受験できることです。地域によっては公立高校を2校まで受験することができますが、そうでない地域では1校しか受験できません。でも推薦入試と一般入試を利用すれば、公立高校を2回受験することも可能になるのです。

また、学科試験の結果が合否を大きく左右する一般入試と異なり、面接や作文、特技などでアピールすることができるのも推薦入試のメリットです。

推薦入試をもっと知るためには……

推薦で決める!学習研究社より
推薦で決める!(学習研究社)
面接の受け方や作文の書き方について、詳しくは対策本(『推薦で決める!』)が出ているので、最低でも1冊は読んでおくと良いでしょう。

千葉県ではH19年度から私立の高校入試制度が大きく変わり、推薦が中心の前期試験と、一般が中心の後期試験とに分かれます。このように各地域によって入試制度が異なる上、制度が変更されることがあるので、入試の情報はまめに収集しましょう。

推薦で受けるもよし、一般で受けるもよし。大切なことは、日頃の勉強と事前の準備なのです。
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