どうすれば推薦入試を受けられるの?
推薦入試では、何はともあれ内申書での評価が重要になる |
中学校で進路希望調査用のアンケートが実施されたり、12月までには三者面談が行われることがほとんどなので、推薦での受験を希望する場合はそこで担任の先生に申し出ましょう。
もちろんその時は、どんな高校へどんな点を推薦して欲しいのか(学業、部活動、その他)をはっきりと担任の先生に伝えることが大切です。
推薦入試のキーワードは「内申」「面接」「特技」
推薦入試では、とにかく内申書が重要です。内申書の内容には通知表の評定(内申点)のほかに、部活動や生徒会活動などの特別活動の様子、出欠席日数、英検や珠算などの特技・資格の有無などが含まれます。もちろん、推薦入試にも面接はつきものです。つまり、キーワードになるのは「内申」「面接」「特技」の3つなのです。
■内申:通知表の成績、学業成績が優秀である
内申とは通知表の評定のこと。国・数・英の主要3教科の中に「5」が1つ以上、あるいは9教科の評定の合計が「36」以上など、具体的な数値で基準が示されることがほとんどです。こうした基準は高校によってまちまちなので、詳しいことは中学校の先生にたずねてみて下さい。
■面接:作文や面接などで自己アピールができる
面接の目的は、受験生の人となりを知るためのもの。飾らずにどういう生徒なのかということをしっかりとアピールすることが大切です。面接で質問される内容ベスト3は、「志望動機」「中学校生活でがんばったこと」「高校へ入学したら何をしたいか」。このほかにも面接でよく聞かれる質問は、事前に十分な準備が必要です。こうした内容とあわせて、言葉遣いや服装などもチェックされるので要注意です。
■特技:部活動や資格などアピールできるポイントがある
特技に含まれるのは、英検や珠算などの検定試験や資格試験、部活動での成績、美術や音楽などの技能や芸術分野での特技などです。高校受験では、資格・検定試験の目安は3級以上、部活動での成績の目安は管内大会で入賞以上です。