受験に強い進学塾 7つの秘密(続き)
進学塾向けのテキストは難易度が高く、問題量も豊富 |
教材(テキスト)の中には、市販されていない(一般の書店では手に入らない)進学塾向けの教材というのがあるのをご存じですか?進学塾向けの教材では、基本的な問題から難易度の高い問題まで、バラエティに富み問題量が豊富。市販の教材にはない強みがあります。進学塾の中には、塾生用に独自のテキストを作成し使用するなど、教材にも工夫を凝らしています。
■秘密6:ITを活用した授業
さなる(佐鳴予備校)では、「See-Be」と呼ばれる音声と映像(動画)を取り入れた新しい体感型の授業が話題に。これは数学では図形、理科では天体、社会では世界地図などが瞬時に映像として映し出される仕組みです。受講生には「わかりやすい」と好評だそうだ。
■秘密7:優秀な講師陣
大手と呼ばれる大学受験予備校には、必ずといってよいほど「名物講師」がつきもの。進学塾もそれと同じ。新人講師が模擬授業のコンテストで腕を競ったり、何十時間もの研修を受けてさらに一定以上の授業スキルを身につけないと授業を持たせてもらえないという進学塾もあるほど。楽しく、わかりやすく教えてくれる講師の存在は、子どもにとっては一番の魅力。結局、学校も塾も教育は「人」がすべて。良い講師(教師)がいてこそ。
合格実績の高い進学塾でも一つだけ落とし穴が……
保護者の方の中には、子どもを進学塾へ入塾させただけで、すぐに「成績アップ」「志望校合格」といった夢物語をイメージする方がいます。ちょっと待ってください。いくら合格実績の高い進学塾でも、すべての塾生を志望校に合格させることはできません。中には進学塾の授業についていけず、やめていく塾生もいます。大切なことは、子どもの志望校や学力の様子に合った塾選びをすることです。合格実績は、あくまでも学習塾を選ぶ時の基準の一つ。これは塾選びで注意したいことですね。
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