「塾」と一言で括ってみても、個別指導塾や補習塾など、授業形態や指導方針に違いがあり、特徴はずいぶん違うもの。特に受験に強い塾は独自のカリキュラムを持ち、多数の合格者を輩出しています。そこで今回は、高校合格実績に力を入れている「進学塾」のヒミツに迫ってみたいと思います。

受験に強い進学塾 7つの秘密

全国に広がる学習塾、上場している学習塾は約20社ほど。競争は熾烈だ
受験に強い進学塾で代表的なものは、栄光ゼミナール(埼玉)、市進教育グループ(千葉)、秀英予備校(静岡)、第一ゼミナールを展開するウィザス(大阪)、昴(鹿児島)などがあります。これらはすべて、東京証券取引市場やジャスダックに上場しているほど。以下に、それらの塾がなぜ合格者を多数輩出しているか、7つのポイントに迫って解説してみます。

■秘密1:入塾テスト
市進教育グループでは、「入会クラス判定テスト」と呼ばれる入塾テストを実施しています。一般的に入塾テストは、クラスやコース編成のための資料として活用したりしますが、入塾時に今の学力の様子を振り返る、苦手な教科や弱点となっている分野を見つけてもらうなど、子どもにやる気や目標意識をもってもらうことに役立っています。何ごともスタートが肝心。

■秘密2:コースに分かれた授業
有名公立高校受験のためのコースや、難関私立高校受験のためのコースなど、志望校に応じたコースに分かれ授業を行っている進学塾もあります。私立高校は学校ごとに入試問題が異なり、また、都道府県などの自治体単位で試験が行われる公立高校でも、合格のために必要な内申点や試験の得点率が異なるため個別の対応をすることが合格に近づくのです。まさに「備えあれば憂いないし」です。

■秘密3:特別講習
夏期講習や冬期講習といった特別講習も、進学塾のヒミツの一つ。中学1・2年生は学力の定着を図るための復習が中心。3年生になると実際に入試問題を解いたり、入試予想問題を解いたりすることも。進学塾によっては、英語や数学だけなど教科を限定したり、国語、英語、数学、理科、社会、5教科すべての受講が可能だったり、バラエティに富んでいます。得意教科を伸ばしたり、苦手教科を克服したり、受講生のニーズに応えてさまざまな授業が展開されています。

■秘密4:豊富なデータ・受験情報
進学塾の一番の強みは、なんといっても受験情報の豊富さ。独自に実施している学力テストのデータや過去問の詳細な分析・研究。入試予想問題がズバリ的中する進学塾もあるほどです。愛知県で進学塾を展開している野田塾は、テレビで特番を組んで、公立高校の入試問題を丁寧に解説。さらに予想ボーダラインも発表してくれる丁寧さ。市進教育グループは出版部まであり、『市進の中学受験ガイド・高校受験ガイド』を発行しているんです。

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