女子御三家、偏差値・入試結果の徹底比較
雙葉の聖堂。全学年に週1時間の「宗教」の時間がある |
■桜蔭中学
・募集人員: 240名
・志願者数: 588名
・受験者数: 581名
・合格者数: 259名
・実質倍率: 2.2
・偏差値: 72(四谷大塚偏差値。以下省略)
■女子学院中学
・募集人員: 240名
・志願者数: 728名
・受験者数: 709名
・合格者数: 269名
・実質倍率: 2.6
・偏差値: 70
■雙葉中学
・募集人員: 100名
・志願者数: 432名
・受験者数: 418名
・合格者数: 119名
・実質倍率: 3.5
・偏差値: 68
男子御三家とほぼ同じ傾向が見られます。倍率は3校とも2倍前半~3倍前半で収まっており、一見倍率はそこまで高くないように見えますが、受験する生徒は粒ぞろい。偏差値では、やはり東京大学への合格率で優位を誇る桜蔭中学が72と抜け出しています。
女子御三家3校ともに例年2月1日を入試日に設定し、受験料は桜蔭、雙葉が2万5000円、女子学院が2万3000円です。合格発表日は2月2日。初年度納入金は3校とも100万円台ですが、雙葉が111万とトップ。
各校の選抜方法(4教科)は以下でご確認ください。変更される可能性もあるので、正式情報は各校募集要項を必ずご覧ください。
女子御三家、入試科目
■桜蔭中学・国語 50分 100点
・算数 50分 100点
・理科 30分 60点
・社会 30分 60点
合計 160分 320点
・その他 グループ面接、保護者面接、通知表コピー
■女子学院中学
・国語 40分 100点
・算数 40分 100点
・理科 40分 100点
・社会 40分 100点
合計 160分 400点
・その他 グループ面接、報告書
■雙葉中学
・国語 50分 100点
・算数 50分 100点
・理科 30分 50点
・社会 30分 50点
合計 160分 200点
・その他 個人面接、通知表コピーまたは報告書
女子学院は国語・算数・理科・社会全ての入試教科で、時間制限・配点が同じです。これに対して、桜蔭が国語・算数に対して理科・社会の時間制限・配点が6割、雙葉は半分。ただ女子御三家の場合、ハイレベルの競争となるので、どの科目であれ苦手科目をつくってしまうと致命的になります。均等にバランスのよい学力が求められます。
>> 面接では何が行われる?