緑茶は風邪の予防にも効果的! |
お茶について
お茶は、緑茶も紅茶もウーロン茶も全て、同じツバキ科の茶葉から作られています。緑茶は発酵させないので、茶葉の色と同じ緑色ですが、ウーロン茶は半発酵、紅茶は発酵させるために、茶色い色になるのです。ですので、緑茶でも紅茶でもウーロン茶でも、茶葉であれば、どれでも良いのですが、発酵していない緑茶が、色々な効果の面で優れているようです。粉茶(緑茶を粉末状にしたもの)、抹茶などでも手軽に緑茶成分を採ることが出来ますよね。
緑茶で風邪予防
緑茶に含まれるカテキンは、風邪ウイルスのたんぱく質(赤血球凝集素)に結合し、感染力を弱める働きをしてくれます。カテキンは、インフルエンザウイルスのA型にもB型にも効果を発揮することが、最近の実験結果から分かっているそうです。風邪・インフルエンザ予防として緑茶を使うときは、飲むだけでも効果がありますが、2~3倍に薄めたものを、うがいに使います。外出後、就寝前などにうがいすると効果的です。
出がらしでも効果があるとされていますが、カテキンが濃く抽出されている一煎目、二煎目でうがいをすると効果がなお高いでしょう。
カテキンの効果を減らさないように、お茶を煎れるときはぬるま湯で煎れてくださいね。
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