今回の行き先は【新潟】 ひまわり満開!津南ひまわり広場へ |
ひまわりの名所は日本各地に点在していて、「名所・旧跡めぐり」でも明野(山梨県)や筑西(茨城県)のひまわりを紹介してきました。
今回はひまわりの名所第3弾として、新潟県にある津南(つなん)のひまわりを紹介します。信濃川が作り出した丘の上に咲く一面のひまわり畑は、まさに黄色のじゅうたんそのものですよ。
丘の上にある広大なひまわり畑!
津南ひまわり広場のひまわり畑。7月中旬から8月中旬にかけて、たくさんのひまわりが畑を埋め尽くします(2008年8月2日撮影) |
町の中心には、日本で一番長い川、信濃川が日本海へ向かって流れており、この信濃川水系の川が長い年月をかけて両岸に階段状の地形を刻んだ「河岸段丘」と呼ばれる大きな丘が、町内のあちらこちらで見られます。その河岸段丘の規模では日本一の規模を誇っているとのことです。
ひまわり畑のひまわり。人の顔と同じくらい大きな花が咲いている風景は、まさに夏の風物詩と言えるでしょう(2008年8月2日撮影) |
その中でも河岸段丘の一つである沖ノ原台地の中には、4ヘクタールの広さを誇るひまわり畑「津南ひまわり広場」(Yahoo! 地図情報)が作られていて、観光名所として毎年たくさんの方が訪れます。
ひまわり畑を見渡すための展望スペースが設けられています。最初に紹介した画像はこの展望スペースから撮影したものです(2008年8月2日撮影) |
津南ひまわり広場のひまわり畑は3つに区切って、種を蒔く時期を調整しています。この方法で7月中旬から8月中旬までの1ヶ月近くの間、どこかの畑でひまわりの花が楽しめるように工夫されている訳ですね。
また天候に恵まれた時は、畑の向こうに信濃川の対岸にある山も見ることができ、ひまわりの花とセットで絵になる風景を楽しむことができますよ。
なお、2008年は7月19日から8月17日までオープンしており、8月13日から17日までの間は、日没後にひまわりをライトアップするイベントも楽しめるとのことです。
ひまわり畑の迷路に迷い込んでみる
ひまわり畑の中に作られた迷路の入口。奥に入るとひまわりの花の向きだけが頼りです。 |
ガイドも試しに入ってみたのですが、人の背丈よりも高いひまわりの中を歩くので、方向感覚がわからなくなり、出口にたどり着くまでに結構時間を取られてしまいました。真夏の日射しが照りつけている中を歩きますので、帽子や水分補給など熱中症対策は十分に取っておきましょう。
また迷路の入口では、希望した方に有料で記念撮影のサービスを行ってくれます。その場でプリントしてくれるので、楽しい旅の思い出を残せますね。
楽しい案山子も要チェック!
ユニークな案山子の面々。毎年コンテストが開かれています。 |
これは毎年コンテストが行われていて、人気を集めた案山子の作者には豪華な商品が贈られているとのこと。暑いさなかでもふっと息抜きができそうですね。
大輪のひまわりが広大な畑に咲き誇る、津南のひまわり畑をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?夏の風物詩とも言える美しいひまわり畑の風景を楽しみに、津南まで出かけてみて下さい。
津南ひまわり広場へのアプローチ
- 地図:Yahoo! 地図情報
- 公共交通機関の場合
<JR>
上越新幹線 越後湯沢駅より、北越急行 ほくほく線の電車に乗り十日町へ。JR飯山線に乗り換えて津南駅下車。
または長野新幹線 長野駅より、JR飯山線で津南駅下車。
津南駅から津南ひまわり広場へはタクシー利用。
- 車の場合
関越自動車道 塩沢石打インターチェンジから国道353号線で野沢温泉方面へ。
国道117号線との交差点を左折して飯山方面に向かい、国道405号線との交差点では秋山郷方面に左折。
「津南ひまわり広場」の案内に従って右折し、段丘を登ると津南ひまわり広場の駐車場に到着。
(国道353号線は、一部道が細く急坂急カーブの続く区間があるので、運転には注意して下さい)