世界も注目! 「あしかがフラワーパーク」の藤の絶景を見に行こう!
美しい藤の絶景が楽しめるあしかがフラワーパーク(2013年5月5日撮影)
栃木県足利(あしかが)市にあるあしかがフラワーパークは、首都圏からもほど近く、名前の通り多種多彩な花を楽しむことが出来るテーマパーク。園内各所にある藤が見頃を迎えると、藤のトンネルを歩いたり、1本の木から広がる広大な藤棚を望むなど、ここでしか見られない風景を楽しむことができます。
今回は藤を心ゆくまで鑑賞することができる春のあしかがフラワーパークをご紹介しましょう。
<目次>
- 藤の見頃はいつ?「あしかがフラワーパーク」について
- 樹齢約150年の木も! 350本以上の藤
- 藤以外の花も楽しめる園内のお花
- 幻想的なライトアップは必見!
- 入園料の目安、混雑を避けるためのヒント
- あしかがフラワーパークへのアクセス、駐車場情報
目玉は大藤! 「世界の夢の旅行先」に選ばれたあしかがフラワーパーク
藤の花が出迎えてくれるあしかがフラワーパークの入口(正面ゲート)(2014年5月2日撮影)
あしかがフラワーパークの目玉となる樹齢約160年の大藤。その巨大さと美しさに圧倒されてしまいます!(2013年5月5日撮影)
花房が1.8メートルまで成長するあしかがフラワーパークの大長藤(2019年5月4日撮影)
2本の大藤が生み出した世にも美しい藤のトンネル(2019年5月4日撮影)
この藤の木の姿が映画『アバター』に登場する木に似ていると話題になり、2014年にはアメリカのニュース専門放送局CNNが「世界の夢の旅行先」の1つとしてあしかがフラワーパークを選出しました。日本国内では唯一選ばれており、世界的にも注目の絶景ということですね。
350本以上の藤が園内を彩ります! 世界的に珍しい八重藤も
世界的にも珍しい藤の品種、八重藤(2014年5月2日撮影)
大藤、大長藤、八重藤以外にもたくさんの藤が園内に咲きます。
高台に咲くむらさき藤の藤棚。藤の下を歩くことができます(2019年5月4日撮影)
藤では珍しい黄色の花が咲く「きばな藤」(2013年5月5日撮影)
薄紅色の花が咲く「うすべに藤」(2014年5月2日撮影)
大藤より若干遅く見頃を迎える白藤のトンネル(2013年5月5日撮影)
「大藤」や「大長藤」は例年だと4月下旬頃、「白藤」や「きばな藤」は大藤よりも若干遅く例年だと5月上旬頃が見頃になります。全ての種類を同時に満開状態で見るのは難しいので、何度かに分けて訪れると良いでしょう。
園内を歩いていると、時折ほんのりと藤の花のやさしい香りが漂います。藤の花に香りがあるというのをガイドはここで初めて知りました。たくさんの藤があるあしかがフラワーパークだからこそ可能となる体験ですね。
藤以外の花も美しく咲き誇ります
色鮮やかなツツジもあしかがフラワーパークを彩ります(2014年5月2日撮影)
藤とツツジを同時に愛でることができる所もたくさんありますので、お気に入りのアングルを探してみるのも良いでしょう。
あしかがフラワーパークのみの絶景! 日本夜景遺産「藤ライトアップ」
幻想的な大藤のライトアップ。夜のあしかがフラワーパークならではの絶景です(2019年5月4日撮影)
もう1本の大藤のライトアップ。視界を覆う藤の花に圧倒されます(2019年5月4日撮影)
ライトアップされた大長藤が水面に写りこむ美しい夜景(2019年5月4日撮影)
ライトアップされた白藤のトンネル(2019年5月4日撮影)
花の咲き具合で入園料が変わります。混雑を避けるには開園直後か閉園直前がおすすめ
大藤のトンネルを別角度から。あしかがフラワーパークの入園料は花の咲き具合にあわせて変動します(2019年5月4日撮影)
あしかがフラワーパークの公式Webサイトにて当日の朝に料金が発表され、藤の開花状況やライトアップの実施有無も発表されますので、訪れる直前には必ず公式Webサイトを確認しておきましょう。
なお入園チケットは1日有効のため、日中に訪れてライトアップが行われる時間までずっと滞在することも可能です。またライトアップだけ楽しみたい場合は17時半以降に入園すると割引があります。
なおゴールデンウイークと藤の花の満開が重なる時、パークの混雑はピークを迎えます。バスツアーが到着する日中とライトアップ開始直後は最も混みあいますので、混雑を避けたい場合は桐生や太田など近隣に宿泊することも考えて開園直後の入園か、閉園直前の時間に入園することをおすすめします。
藤の花を堪能できるあしかがフラワーパークのご紹介、いかがだったでしょうか? ここでしか見られない絶景が待っていますので、開花のタイミングをあわせてぜひあしかがフラワーパークへ足を運んでみて下さい。
あしかがフラワーパークへのアクセス
地図:Googleマップアクセス:
<鉄道>
最寄り駅となるJR両毛線 あしかがフラワーパーク駅
東武鉄道 浅草・北千住方面からは特急「りょうもう」で館林下車。佐野線に乗り換えて佐野駅に向かい、さらにJR両毛線へ乗り換えとなります。
※足利市駅からのシャトルバス運行はなくなりました。
なお、藤が見頃の時期にあわせて、JR東日本では毎年首都圏から直通の臨時列車を運行しています。詳細はJR東日本が発表する春の臨時列車の案内、もしくは藤のシーズンが近づいた頃にあしかがフラワーパークのWebサイトで確認できます。
<車>
東北道 佐野藤岡インターチェンジから国道50号線、フルーツライン経由であしかがフラワーパークへ。ポイントに看板が出ています。
または北関東道 太田桐生インターチェンジ、足利インターチェンジ、佐野田沼インターチェンジからもアクセスできます。
駐車場は無料でパーク隣接に300台、「ふじのはな物語」開催中は徒歩20分圏内に設けられた臨時駐車場もあわせて多くの車を止められます。
【関連サイト】
◇「春の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで春の風景が楽しめる名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。
◇「関東の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで関東地方の名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。