函館の地図
今回の行き先は、【北海道】
函館で洋館、夜景とクリスマスを楽しもう!
ペリー提督率いる黒船来航により終焉を告げた江戸時代の鎖国制度。最初に開港されたのは下田と函館(当時は箱館)で、後に貿易港として横浜、長崎、新潟、神戸、函館が開港されました。

開港以来150年近くに渡り、これらの港町は独特の異国情緒を保っていて、この雰囲気を楽しみに観光で訪れる方が多いのは皆さんご存じのとおりですね。

今回はこの港町の中から、函館(Yahoo! 地図情報)をご紹介します。外国人居留地に残る数々の洋館や、貿易港として発展した名残りのレンガ倉庫が織りなす風景が心に残ると共に、独特の形をした地形が作り出す100万ドルの夜景や、クリスマスならではのイベントも楽しめる素敵な街なんですよ。

明治生まれのハイカラな公会堂

旧函館区公会堂
明治生まれの旧函館区公会堂。ハイカラな外観が人々の目をひきつけます(2005年12月撮影)
まずは函館の洋館めぐりを楽しみましょう。最初にご紹介するのは、元町地区の旧函館区公会堂Yahoo! 地図情報)。

建造は1910年(明治43年)で、薄青色の外壁と柱や窓枠に彩られた淡い黄色が印象に残ります。1974年(昭和49年)には国の重要文化財に指定されました。

旧函館区公会堂からの眺め
旧函館区公会堂2階からの眺め。函館港と基坂を見下ろすことができます(1995年7月撮影)
函館は坂の多い街。旧函館区公会堂のあたりも坂の上にあります。日中は建物の内部を有料で開放していますので、洋館ならではの雰囲気を楽しむことができます。

中に入ったら、ぜひ2階に上がって下さい。2階のバルコニーからは、目の前にある元町公園と基坂、そしてその目線の先に函館港を眺めるという、函館ならではの風景を楽しむことがことができますよ。

ロシア風ビザンチン様式の美しい教会

函館ハリストス正教会
ロシア風ビザンチン様式の函館ハリストス正教会。どこから見ても絵になる建物です(2005年12月撮影)
旧函館区公会堂の近くにあるのが函館ハリストス正教会Yahoo! 地図情報)。

歴史を紐解くと、開港後まもなく函館にやってきたロシア領事が建てた領事館の礼拝堂が始まり。一度火事で失われますが、大正時代に再建され、90年を越えた現代でもロシア正教の教会として使われています。

函館ハリストス正教会のすぐ横には、日本聖公会函館聖ヨハネ教会があります。独特の形をした建物は、昭和後期に再建されたものではありますが、函館を印象づける風景の一つに数えられますね。

函館港の歴史を見てきたレンガ倉庫

金森倉庫と函館山
函館港の歴史を見てきた金森赤レンガ倉庫。バックには函館山が見えています(2005年12月撮影)
古い洋館を眺めた後は、坂を下りて港の近くへ行ってみましょう。港の近くに行くと三角屋根の赤レンガの倉庫、金森(かねもり)赤レンガ倉庫Yahoo! 地図情報)があります。

明治初期、遙か九州から函館にやってきた渡邊熊四郎氏が金森洋物店をこの地に開き、その後倉庫業を営んで大成功を収めますが、運送を取り巻く時代の変化により、倉庫業は縮小の一途をたどります。

そんな中、歴史的景観が注目を集めたことから、倉庫の外観を活かした形でショッピングモールとして1988年(昭和63年)にリニューアルを敢行。レトロブームの下支えもあり、今では函館を代表する観光スポットとなりました。

後ほどご紹介するクリスマスイベント「はこだてクリスマスファンタジー」では、この金森赤レンガ倉庫がメイン会場となり、多くの人が集まります。

次は函館に来たら、ぜひ行っておきたい場所、函館山へ行きましょう。100万ドルの夜景は次ページで!