今回の行き先は、【宮城】 ゲレンデが水仙畑に大変身!みやぎ蔵王 |
ウインタースポーツのオフシーズンとなる春から秋の間のスキー場は、静かにクローズしている所もあれば、夏山向けにリフトやロープウェイを営業する所など様々です。中にはスキー場の特性を活かして新しい観光スポットの開発に成功しているところもあります。
今回は、オフシーズンのスキー場のゲレンデが大きな水仙畑に大変身を遂げるみやぎ蔵王えぼしをご紹介します。広大な敷地が水仙の花で埋め尽くされるさまは壮観の一言ですよ。
ゲレンデが黄色の花に染まります
スキー場のゲレンデが水仙畑に大変身!50万本にも及ぶ水仙の花がゲレンデ一面を埋め尽くします(1999年5月撮影) |
みやぎ蔵王えぼしスキー場(Yahoo! 地図情報)は、宮城県側のスキー場の一つで、4kmにも及ぶロングコースなど初心者から上級者まで十分楽しめる所。
このみやぎ蔵王えぼしでは、毎年冬の営業が終わって、しばらくするとゲレンデに植えられた水仙が花を咲かせるようになります。
水仙の種類も多岐に渡っており、訪れる人々の目を楽しませてくれます(1999年5月撮影) |
水仙の見頃は、例年だと4月下旬から5月上旬。水仙の開花にあわせて、みやぎ蔵王えぼしでは、毎年「すいせんまつり」が行われます。
水仙の種類も多岐に渡っているので、ゲレンデの斜面を上り下りしながら、ゆっくり散策すると良いでしょう。またゴンドラに乗って展望台から雄大な眺めを楽しむのもいいですね。
周囲にも観光スポットがいっぱい
蔵王ハートランドの観光馬車。他にも高原ならではの遊びが楽しめます(1999年5月撮影) |
蔵王連峰の麓に位置する蔵王ハートランドでは、動物たちのふれあいや美しい蔵王連峰の眺めが楽しめますし、蔵王チーズに行くとここで作っているチーズなどの乳製品が購入できます。
また遠刈田(とおがった)温泉にはホテルや旅館が立ち並び、のんびりと温泉情緒を楽しむことも可能。みやぎ蔵王えぼしを訪れる際の拠点としても最適ですね。
なお例年だとゴールデンウィーク頃には、宮城県側から山形県側へ抜ける蔵王エコーラインが開通します。山越え部分は小さいながらも雪の壁ができていますので、雪の壁の中をドライブすることが可能ですよ。
スキー場が華麗に花畑へ変身を遂げるみやぎ蔵王えぼしをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ゴールデンウイークのお出かけにも最適で、黄色の水仙の花に埋め尽くされる「みやぎ蔵王えぼし」へぜひ出かけてみてください。
みやぎ蔵王えぼしへのアプローチ
地図:Yahoo! 地図情報アクセス:
<鉄道>
・JR東日本 東北新幹線 白石蔵王駅下車。ミヤコーバス 遠刈田温泉行きに乗車し、遠刈田温泉下車。遠刈田温泉からタクシーで約15分。
<車>
・東北自動車道 白石インターチェンジから国道4号線を経由して、蔵王町・遠刈田温泉方面へ向かう県道12号線へ。
遠刈田温泉から七が宿方面に向かい、みやぎ蔵王えぼしスキー場への案内に従います。
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