山梨の明野のひまわりとは、また違った雰囲気を持つ茨城県筑西市・明野のひまわり畑をご紹介しましょう。
※画像は2002年9月に撮影したものです。
茨城の「明野のひまわり」には種がない!?
茨城の明野に咲くのは東北八重ひまわり。普通のひまわりと違い、花びらがほとんどの花です。 |
筑西市は2005年3月28日に下館市、関城町、明野町、協和町の1市3町の合併により誕生した新しい市です。ちなみに山梨のひまわりの名所である北杜市明野町と読み方は同じ「あけの」ですが、特に関連はないようです。
普通のひまわりは花の中央に種が詰まっていますが、茨城・明野のひまわりは「東北八重ひまわり」という品種で、種の部分が花びらに覆われていて、まるで種がないように見える珍しいひまわりです。
初めて見ると「これがひまわりなの?」と思うかも知れませんね。背丈は1メートル前後なので中くらいと言ったところでしょうか。
この東北八重ひまわりが、明野のひまわりの里(Yahoo! 地図情報)と呼ばれる場所に約2.8ヘクタールに渡って植えられています。その数は実に80万本にも達するとのことです。
9月上旬まで、山吹色の世界が楽しめます!
東北八重ひまわりが一面に広がる明野のひまわり畑。お天気が良ければ筑波山が姿を見せることもあります。 |
ガイドが訪れた時にはあいにくの雨模様でしたが、お天気が良ければ筑波山も姿を見せることもあるので、天気予報をチェックしてから出かけると良いでしょう。
ひまわりの里では、ひまわりの開花にあわせて毎年8月下旬から9月上旬にかけてひまわりフェスティバルが開かれます。2006年度は8月26日(土)から9月3日(日)までの開催予定です。
すぐ近くに温泉もあります
明野地区には地下1,500mに湧き出した天然温泉をひく、あけの元気館もあり、ひまわりを見た後でのんびりとお湯に浸かることもできますよ。晩夏を惜しみつつ、東北八重ひまわりが一面に広がる茨城・明野のひまわりの里に出かけてみませんか?
【茨城】明野・ひまわりの里へのアプローチ
JR東日本 水戸線 下館駅下車。南口よりタクシーで約20分。
常磐自動車道 谷和原(やわら)インターチェンジから国道294号線で下妻まで行き、県道131号線(下妻真壁線)で明野・真壁方面へ。
または常磐自動車道 土浦北インターチェンジより国道125号線、県道14号線(下館つくば線)で明野方面へ。明野から県道131号線(下館真壁線)に入り、真壁方向へ向かってすぐ。宮山ふるさとふれあい公園が目印。
【関連サイト】
「名所・旧跡めぐり」では、毎月2回(14日、28日頃)メールマガジンを発行中です。ガイドが最近旅した時のエピソードなどを添えたコラムが読めたり、ガイドお薦めの記事がわかります。購読を希望される方は、下記よりお申し込み下さい。バックナンバーも下記より読むことができますよ。
たくさんの方の申し込みを心よりお待ちしています。