四天王寺縁日を鮮やかに彩る
定番屋台からディープなおもしろ屋台までをご紹介!
まずは子供心を大いに刺激する縁日の定番屋台ということで北鐘堂近くで見つけたラッキーボールの屋台。画像奥には「スーパーボールすくい」も見えていますが、「すくえなくてもあげるよ」とのことですので小さなお子さんでも安心です。
|
ちなみにガイドには「4 夫婦相剋」の位置にほくろがあります。少し気になります。 |
ラッキーボール、スーパーボールの屋台を進んで亀井堂近くで見つけたのが、こちらの「運命鑑定・人相見」。いつ訪れても参拝客が鑑定中という人気屋台です。この図によると、ほくろの位置で「再婚・家出」「破財」といった人相がわかるそうですが、気になる方はぜひとも鑑定してみて下さい。
大黒堂・英霊堂前の参道で見かけた屋台がこちら。カラフルでアジアンな帽子やエキゾチックな貴金属小物などが置かれていますが、よく見るとイエス・キリストが描かれたバックなども掲げられています。神も仏も共存共栄する四天王寺縁日といったところでしょうか。
こちらは太子殿と宝物館(拝観料大人300円・高大生100円)前の参道で見かけた藍染め暖簾の屋台です。さわやかな微風にたなびく暖簾が、妙に春らしい情緒を醸し出していました。
次にご紹介するのは、ガイドも思わず手にとって吼えた懐かしのアイテム「たまごっち」です。店主に「動きますか?」と尋ねたところ「おっちゃんは動かし方わからんわ」と笑って答えられました。実にアバウトな返答ですが骨董市というものはそういう玉石が混淆するところ。店主といろいろな駆け引き、値引き交渉をしながら、掘り出し物、お宝アイテムを手に入れてください。
さて、500店舗を超えるという四天王寺縁日ですから、さすがに全ての屋台をご紹介することは不可能。ダイジェストでガイドが気になった屋台だけをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。この他にも「瀬戸物」「有田焼」「盆栽」「花」「絵画」「時計」「古銭」「ホーロー看板」「刀」「武具」「カメラ」「楽器」「鉄道の忘れもの」(!?)といったような多種多彩な屋台が所狭しと立ち並んでいます。
聖と俗。清濁すべてを併せ呑むかのような懐の広さ、奥深さが四天王寺縁日にはあります。毎月21日、22日開催です。ぜひとも1度はご家族総出でおでかけしてみてください。
1p 極楽浄土の聖地・四天王寺の西門を巡る
2p 四天王寺縁日で食べ物屋台を巡る
3p 定番屋台からディープなおもしろ屋台まで
■大阪 四天王寺 縁日(大師会・太子会)■
○開催日時:毎月21日、22日
終日(8:30~16:00ごろ)
○開催場所:四天王寺
大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
○アクセス:地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ケ丘駅」から徒歩5分
またはJR大阪環状線「天王寺駅」から北へ徒歩15分
○料金:境内参詣無料
○問合せ先:06-6771-0066(四天王寺)
○地図:
Yahoo!地図情報
○HP:
四天王寺
※イベント内容につきましては天候、その他の諸事情等で変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。またご紹介した屋台は毎回同じ場所にあるとは限りません。閉店または四天王寺境内の別の場所に移転して出店されていることもありますのでご注意ください。