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大阪くらしの今昔館でお正月・初詣を楽しむ(5ページ目)

2007年1月4日?8日に「住まいのミュージアム・大阪くらしの今昔館」で「今昔館に初詣 ?お正月のむかし遊び?」という特別イベントが開催されます。昔懐かしいお正月遊びを家族みんなで楽しみましょう。

執筆者:陸奥 賢

「大阪くらしの今昔館」スナップ集vol.2

薬屋の看板「ウルユス」です。ウルユスというのは「空ス」という漢字をバラバラにしてカタカナ読みしたものです。何を空にするのか?というとお腹で、つまりこれは「下剤薬」を意味しています。


薬屋内部です。薬を調合するための石臼、薬研などが置かれ、天井には漢方薬が釣られています。


路地裏に入ると突如として「安住大明神」の幟と祠が見えます。犬が2匹じゃれあっているのも可愛らしい。


町屋の裏路地には長屋が連ねています。時代劇などでもおなじみの光景です。


長屋内部です。羽織に太鼓や堤太鼓が置かれていますが、これは「義太夫節のお師匠さんが暮らしている」という設定だそうです。


長屋には「かしや(貸家)」もありました。「住人が引越して現在は空家になっている」という設定だそうです。遊び心にあふれていますね。


長屋の共同井戸と共同便所近くにはひっそりとニワトリのオブジェも。今晩のおかずなのでしょうか。


8階「モダン大阪パノラマ遊覧」フロアより。天神祭の花形ともいうべき願人と催太鼓の船渡御の模型です。展示ボタンを押すと勇ましい祭囃子が聞こえたり、夕刻、夜の天神祭の風景に切り替わったりします。


仮設のバス住宅です。終戦直後、焼野原となった大阪では公共バスを開放してこのように仮設住宅として使用していた時代があったそうです。ちなみに中央で玄関をあけている女性が「住まい劇場」の主人公「悦子さん」です。


「近代都市住宅年表」より。「木造冷蔵庫」です。どっからどう見ても箪笥です。


「炭アイロン」です。アイロン中に炭がこぼれたりしたら洗濯物が汚れて、また洗い直しではないか?と妙な心配をしてしまいそうです。

1p 「展望フロア」を楽しむ
2p 「なにわ町家の歳時記」と「今昔館に初もうで-お正月のむかし遊び-」を楽しむ
3p 「モダン大阪パノラマ遊覧」を楽しむ
4p 「大阪くらしの今昔館」スナップ集vol.1
5p 「大阪くらしの今昔館」スナップ集vol.2

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