水に浮かぶモーリッツブルク城
大きな池に浮かぶ美しいモーリッツブルク城 |
モーリッツブルク城へ向かう道。お城に近づくにつれ、お店も観光客も増えて賑わってくる |
このお城は1542~1546年、狩猟の館としてザクセン公モーリッツにより建てられました。以来、代々のザクセン王や選帝侯に親しまれ、1723~1733年にはあのアウグスト強王(選帝侯フリートリッヒ・アウグスト1世)が、周囲の景観も含め全体をバロック様式に改築しています。
城内の見どころは、「食堂(Speisesaal)」と「羽の部屋(Federzimmer)」。コンサートホールなどとしても使用されていた食堂では、壁中に飾られた鹿の角コレクションや、大テーブルの上にセッティングされた1730年ごろのマイセン磁器を見ることができます。アウグスト強王の羽の部屋には、何万枚もの鳥の羽をつなぎ合わせて作ったタペストリーが展示。その気の遠くなるような作業工程を想像すると、この装飾品に対する相当なこだわりが伝わってくるようです。
レトロなSLに乗ってお城を目指す旅。みなさんも、このワクワク感を味わってみませんか? きっと楽しい旅の思い出となるはずです!
【DATA】
■蒸気機関車「レスニッツグルント・バーン(Lößnitzgrundbahn)」
蒸気機関車の出発点「ラーデボイル・オスト駅」 |
※「ドレスデン・レギオカード」(ドレスデン市内交通が72時間乗り放題のチケット)を持っていると、行きのチケットのみで往復できます。
<発車駅>
「ラーデボイル・オスト(Radebeul Ost)」駅(ドレスデン中央駅からS1で北西方面へ15分)
時刻表はこちら ※「Mo-Fr」は「月~金曜」、「täglich」は「毎日」という意味
※2007年11月3日~28日は全面運休
公式サイト(ドイツ語)
英語のパンフレットはこちら
■モーリッツブルク城 Schloss Moritzburg
<開館時間>
4―10月:月~日曜 10:00~17:30(入場は17:00まで)
2・3・11・12月:火~日曜 10:00~16:00、1時間おきに入場可
※12/31は9:00~12:00
1月:土・日曜 10:00~16:00、1時間おきに入場可
<休館日>12月24日
<入場料>一般:6.50ユーロ、学生:4ユーロ、子供(7~16歳):1ユーロ
※「ドレスデン・レギオカード」(ドレスデン市内交通が72時間乗り放題のチケット)を提示すると、一般も4ユーロに割引されます。
<アクセス>
蒸気機関車の「モーリッツブルク(Moritzburg)」駅下車。進行方向に少し歩き、「Bahnhofstrasse」に出たら左に曲がる。しばらく行くと「Schlossallee」という通りに出るので、そのまままっすぐに進むとそのうちお城が見えてきます。
公式サイト(ドイツ語)
【関連記事】
【関連リンク】