ドイツ/ドイツのおすすめエリア

ドイツの玄関口 フランクフルト案内(2ページ目)

日本からの直行便があり、ドイツ旅行で最初に足を踏み入れることの多いフランクフルト。町の見どころの他、空港からの移動方法など役立つ情報をご紹介します。W杯情報も!

執筆者:カルカ 麻美

オリジナルの家具が残るゲーテの生家

ゲーテハウス
ゲーテハウスの内部。当時の住居文化を見ることができる
ドイツの文豪ゲーテ(1749~1832年)が生まれた家ゲーテハウス(Goethe-Haus)は、第2次世界大戦で全壊し、戦後再建されたものですが、展示されている調度品は当時のもの。ゲーテやゲーテの両親、妹が実際に使用していた家具、食器、直筆の原稿などが見られます。ここは後期バロック時代の住居文化を知るためにも興味深いスポット。4階の「詩人の間(Dichterzimmer)」では、『若きウェルテルの悩み』や『ファウスト』の第1稿など、初期の作品が生まれました。ゲーテは立って書くことを好んだそうで、その机も展示されています。

【DATA】
ゲーテハウス Goethe-Haus
開館時間:月~土曜 10:00~18:00  日曜・祝日 10:00~17:30
料金:一般 5ユーロ  学生 2.5ユーロ  子供(7~18歳) 1.5ユーロ
公式サイト:http://www.goethehaus-frankfurt.de(ドイツ語・英語)

アップルワインのザクセンハウゼン地区と博物館岸

アップルワイン
フランクフルト名物アップルワイン(りんご酒)
マイン川の南側ザクセンハウゼン(Sachsenhausen)は、フランクフルト名物アップルワイン(りんご酒)の飲めるワインレストランや居酒屋が集まる地区。アップルワインは酸味が強く独特の味がしますが、他では味わえないフランクフルトならではのもの。ぜひ試してみましょう! ストレートまたはガス入りのミネラルウォーターで割って飲みます。

そして川の両岸には「博物館岸(Museumsufer ムゼウムスウーファー)」と呼ばれるエリアが。14世紀から現在までのヨーロッパ絵画を集めたシュテーデル美術館(Städelsches Kunstinstitut)、ドイツ建築博物館(Deutsches Architektur Museum)、ドイツ映画博物館(Deutsches Filmmuseum)など全部で13の博物館が並んでいます。

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