避妊以外のピル(オーシー)の活用法
ピル(オーシー)には、避妊以外の活用法があります。「ストレスにさらされる女性にプレ更年期の危機が・・・」 |
前述しましたように、女性ホルモンを調節することで女性の体のバランスを整える、という効果を利用する例が少しずつ増えてきています。
最初に紹介した月経困難症の治療以外にも、更年期の症状を和らげるために服用する例があります。
これは更年期(40代後半以降)に分泌が減少する卵胞ホルモンを上手に補い、体内のホルモンバランスを保つ効果を狙っています。
さらに最近ではプレ更年期と呼ばれる30代後半ぐらいの女性にも、服用のメリットがあるとされています。
仕事や子育てなどさまざまなストレスにさらされるこの時期はホルモンバランスも乱れがちですし、婦人科系の疾患も出始める年代です。
この時期の体内のホルモンバランスを安定させておき、更年期でのホルモン減少を緩やかにする効果が期待されています。
→次ページは30代以上女性必須、自分の体のケアについてです。
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