暮らしのマナー/マナー・作法関連情報

女性のためのEメール優秀マナー(2ページ目)

あなたが普段何気なく送信しているEメールの書き方や送信法を改めて見直して頂き、より読みやすく、より気持ちよく、より心配りを感じさせることができる女性となるためのノウハウをお伝えして参ります。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

気持ちよく受け取って頂く

ちょっとした気配りが、あなたのランクをアップさせてくれます
それでは、さらに相手の方に読みやすく、また不快に感じさせないためのアドバイスをご覧下さい。

■読んでくれた?
メールは一瞬で送信はできますが、相手の方がご覧になっているかどうかは、返事を頂くまで確信できませんね。急を要する用件や、緊急の場合にはふさわしくありません。

お好きな時間にご覧になるのがメールのメリット。「読んでくれたかしら?」「まだ返事が来ない」とイライラするよりは

・「お読みになりましたら、恐れ入りますが早急にお知らせ下さい」など、ひと言付け加えておく
・「先程メールをお送りしましたので、お早めにご確認願います」と電話を併用する

など賢く使いましょう。「お返事まだですか?」「まだ読んでないの?!」などとご自分の都合で相手を責めるのは最悪です。

■あ、私のアドレスが……
同メールを複数の方に送信する際、「CC」を使用している方も多いと思います。お一人ずつ同じ文章を書く必要もなく、大変便利な機能ですね。

但し、同メールを受け取った他の方々が誰なのか、そしてそのアドレスも伝わってしまいます。全員がメルアドを交換しているような、親しいグループ間でしたら問題は起こりませんが、知らない方に自分のアドレスが伝わってしまう、というトラブルを防ぐためにも、「BCC」で送信することをお勧めいたします。

■読む気が起こらないメール
伝えたいことが沢山ある場合、感情のままに長く書き綴ってはいませんか? でも、受け取った相手はうんざり…… なんていうことも。

・適度な文字数の所で改行する
・内容が変わる際は、1行あける

このような簡単な気遣いで、相手に気持ちよく読んで頂けますね。

■最後にもう一度
すべて書き終え、文章の見直しも行ったら、最後の最後にもう一度送信先を確認して下さい。完璧に書き上がった文章が、別のどなたかに送られてしまうことがないように!


手紙のマナーについても知りたい方は、こちら 
  ⇒『 上質女性を気取る手紙の書き方 』



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