暮らしのマナー/食事・テーブルマナー

品良くお酒を断れるレディになる(3ページ目)

お酒を勧められた際のカモフラージュの仕方や、スマートな断り方を伝授して参ります。お酒を飲めない方、飲まない方はもちろんのこと、お酒を勧めるのがお好きな方にも、ぜひご覧頂きたいと思っております!

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド


パーティーを演出する、持ち運び可能なワインホルダー。使い込むほどに、艶、色が味わい深くなる「オイルバケッタ革」使用。画像をクリックし詳細をご覧下さい

キッパリ告げる


■控えめに、堂々と!
必要以上に恐縮をしたり、お詫びすることはありません。

イクラやウニのアレルギーの方が、
「アレルギーなので、他のものを頂きます」
と、おっしゃるのと同じように、そしてベジタリアンが、
「私は、お肉頂きませんので結構です。ありがとう」
と、プライドを持っておっしゃるのと同じように、今のあなたにお酒が必要でないことを、堂々と告げれば良いのです。

但し、おもてなしとして、また、美味しいから…… とお勧めして下さった方には、感謝の言葉「ありがとうございます」を忘れないこともエチケットです。

■ それでも勧められたら……
「残念なことに、私の体質的にはこちらのジュースが合うようです」
「私は、お酒は頂きませんの」
と、相手の目をしっかり見て言う、これがポイントです!

「ドクターストップなんですの」も効き目大ですね。

■ 最終的には……
周りの方に余計なご配慮をさせないのも、大人のマナーです。

「本日の目的はお酒ではございませんので、ご心配はご無用ですわ」
「私は頂けないのですが、ご迷惑かしら?」
と、耳元でそっとささやいてみましょうか?!


結局のところ、お断りしているにも関わらず、

・「そんなことおっしゃらずに、1杯くらい……」と、無理やり勧める方
・「つまらないなあ」と、不機嫌になる方
・「またまた~、本当は飲めるんでしょー?!」と、疑う方
・更には、疑って見せるのが良いと思い込んでいる方
・「飲めないの?! かわいそうに!」など、余計なことをおっしゃる方

こういった方々は、スマートとは言えませんし、次にご一緒する機会はなくなるのでしょうね。
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