今が狙い目?ホアヒンの不動産事情
ホアヒンの地価は近年上昇している |
インド洋大津波で打撃を受けたプーケットを避け、ホアヒンを訪れた日本人観光客も、今では姿を消しました。とはいえ、世界水準の医療機関がととのうバンコクまで、陸路で移動できるディスティネーションだけに、今後は、上質を求めるロングステイヤーを中心に、人気が集まるものと予想されます。
■賃貸物件の場合
ロングステイにおすすめなのが、外国人やタイ人の富裕層が、セカンドハウスとして所有する別荘やコンドミニアムの期間貸しです。家具のほか、電化製品や調理用具、食器類が完備されているので、すぐにロングステイを始めることができます。契約時には、賃料のほか、家賃2ヵ月分程度のデポジットが必要になります。
また、一般の賃貸物件は、おしなべて家賃を安く抑えることができるものの、契約期間が最低6ヵ月以上で、かつ調理用具などを買いそろえなくてはならないなど、入居に際し、別途費用がかかります。
これら賃貸物件の場合、家主との交渉ごと、契約には、最新の注意が必要です。
■不動産購入の場合
外国人は土地の登記ができないお国柄のタイですが、外国人向けのコンドミニアムなら、合法的に所有することが可能です。ただし、所有比率や登記上の権利が、日本のマンション購入の場合と大きく異なるので、購入には細心の注意を払うことです。
一戸建てを購入する場合、建物は外国人でも登記できますが、土地の場合はリース契約をするのが一般的です。リースの契約期間は通常30年ですが、延長更新が可能なので、最長で90年間をリースホールドできます。
乾季(11~4月)は賃料が高めのホアヒン。例えば、海が一望できるコンドミニアム(100平米)の1ヵ月の家賃は5万バーツ。ビーチまで徒歩3分のホリデーヴィラ(250平米)は1ヵ月6万バーツ。一般の賃貸物件の場合、2万バーツ程度でタウンハウスを借りることができるのだそう。詳しくは、ホアヒンジャパン.comまで。