「定年後は、海外でのんびり過ごしたい」。そう考えるリタイア予備軍は、年々、増加の傾向です。気軽に、憧れの海外生活が楽しめる「ロングステイ」。しかし現地からは、日本人ロングステイヤーの信じられない実態も寄せられ始めています。ロングステイの光と「影」。その闇の部分に迫ります。


日本人が、日本人をだます

イメージ秋
人生の後半戦をより豊かに過ごそうと選んだライフスタイルだったが……
地の利がなく、言葉も不安な異国の地。右も左もわからないロングステイ初心者に、さも親しげにお世話役を買ってでる現地在住の日本人。
ところが親しくなったころ、無理な不動産取引や高額なゴルフ会員権の購入などをもちかけて、のちにトラブルに発展するケースは、国や地域を問わず、意外と多く存在します。

「日本人が、日本人をだます」
多くの日本人ロングステイヤーから、聞かされる言葉です。
あとの祭りと知りながらも、被害にあったひとたちは、そう一様に口をそろえます。安易に相手を信じたがため、トラブルに巻き込まれる。こうしたケースのほとんどが泣き寝入りをせざるを得ないのは、手口が巧妙だから。訴えようにも現地で弁護士を雇うなどのコストがかかるうえ、海外でのトラブルはあくまでも現地主義。日本の法律が適用されないばかりに、訴えようもないのです。


>>次のべージでは、具体的にどのようなケースがあるのか、その一例をご紹介します。