ロングステイ/ロングステイ基本情報

ロングステイ海外暮らしの荷物はどうする?

海外で長期に滞在するとなると、困るのが荷物です。長期といっても2週間~3ヵ月程度のロングステイなら、渡航時のバゲッジだけにおさめたい!では、どれくらいの量を航空機に持ち込むことができるのでしょう。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

海外で長期に滞在するとなると、困るのが荷物です。
「長期」といっても、2週間~3ヵ月程度のロングステイなら、渡航時のバゲッジだけに収め、あとは現地で調達するひとが一般的。では、どれくらいの量、航空機に持ち込むことができるのでしょう?


航空会社の「無料手荷物許容量」って?

各航空会社では、国際航空運送約款にもとづき、無料手荷物許容量をさだめています。
無料手荷物許容量とは、受託手荷物(チェックイン・バゲッジ)と機内持ち込み手荷物(キャリーオン・バゲッジ)をさしており、いずれも定められた許容量を超えた場合、原則として超過料金を支払わなくてはなりません。

ちなみに、ここでいう許容量とは、大人ひとりについての範囲で、旅客と同じ便で運送する場合をさします。重量を超えた場合の受託手荷物で、その便に乗り切らなかった場合には、一番近くて余裕のある別便で運送することに決まっているのです。
ですから、無料手荷物許容量とは、無料で航空会社が運送を引き受ける旅客の手荷物の最大重量、もしくは個数をさすのです。

個数制をしいているのは、アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジルの発着路線がおもで、それ以外は重量制をしいていると考えるとわかりやすいでしょう。
いずれの場合も、利用する座席のクラスによって、許される範囲が違ってきます。また、航空会社ごとに、細かな取り決めがありますので、心配であれば事前に問い合わせるとよいでしょう。

>>次のページは「座席のクラスで無料となる重量も異なる」です
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