ロングステイ/ハワイでロングステイ

使わないタイムシェアを手放したいあなたへ

毎年必ずハワイへ行く!そう意気込んでタイムシェアを買ったはよいが、「仕事の休みがとれない」「年間の維持費がかかる」といった理由から手放したい人も増えているようです。あなたならどうします?

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

「毎年、かならずハワイへ行くんだ!」そう意気込んで、タイムシェアをお買いになったひとも、たくさんいらっしゃることでしょう。
とはいえ、「なかなか仕事の休みがとれない」「年間の維持費がかかる」、「やっぱりホテル滞在がいい」という理由から、手放したいひとも増えてきているようです。あなたなら、どうしますか?


タイムシェアは売買ができる不動産

タイムシェア
せっかく手に入れたハワイ・タイムシェアも使いきれない人が多い
もともとは、米国本土でブームがおこり、法的にもさまざまな変遷と改良を経て、近年ハワイ州でブレイクしたタイムシェア。近ごろでは、ネバダ州ラスベガスのタイムシェア物件を、見学に訪れる日本人も増えてきました。

とはいえ、タイムシェアを所有しても、「予約を入れた時期にうまく休みがとれない」「(固定資産税や管理費などの)年間の維持費が負担になっている」「別なホーム・リゾートを持ちたい」「やっぱり、ラグジュアリーなホテルでの滞在がいい」といった理由から、タイムシェアを手放したいというご相談が、多く寄せられるようになりました。

また、最近の原油高のあおりで、航空券代も値上がりが続いています。航空券代を抑えることができたなら、タイムシェアはたいへん合理的な資産です。ところが、航空券だけでなく、ホテルの客室料金も、グループ(ツアー)・レートにはかなわないのが実情で、年間10万円前後ものタイムシェアの維持費は悩ましいもの。

そもそもタイムシェアとは、州政府に登記がなされるれっきとした不動産です。買うことができるのですから、もちろん売ることも可能です。

ハワイ州で販売を展開する、大手ホテルチェーン系のタイムシェア販売会社でも、手放したいひとには買い上げる制度を導入するなど、消費者のニーズにあった対応をしています。
お手持ちのタイムシェアを、いくらぐらいで買い上げてもらえるのか。まずは、担当セクションに問い合わせることを、おすすめします。


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