ロングステイ/ハワイでロングステイ

ハワイのタイムシェアは他人より安く買う

近ごろ人気のタイムシェア。ハワイのリピーターなら、一度は耳にしたことがあるでしょう。このタイムシェア、新規販売ではなく「リセール」を狙って、他人より安く買う方法を、今回は伝授します!

千葉 千枝子

千葉 千枝子

旅行 ガイド

淑徳大学経営学部観光経営学科学部長教授。中央大学国際観光コース兼任講師。NPO法人交流・暮らしネット理事長。運輸・観光全般の論評、執筆・講演、テレビ・ラジオ出演などジャーナリスト活動を行う。日本記者クラブ・日本観光研究学会会員。ファイナンシャルプランナー、総合旅行業務取扱管理者ほか有資格。

...続きを読む
近ごろ人気のタイムシェア。ハワイのリピーターなら、一度は耳にしたことがあるでしょう。このタイムシェア、新規販売ではなく「リセール」を狙って、他人より安く買う方法を、今回は伝授します。


タイムシェアのリセールって?

ヒルトン・ハーバーサイド
タイムシェアはフランス生まれのアメリカ育ち、れっきとした不動産だ。
フランスで生まれアメリカで発達したタイムシェアの仕組み。
そもそもタイムシェアとは、ひとつの物件を52人で所有する共有持分権システムのこと。なぜ52人かというと、1年間を週換算すると52週あるからで、1週間(7nights)を1単位として販売されている不動産なのです。

タイムシェアは、れっきとした不動産なので、州政府に登記がなされます。もちろん、相続賃貸売買が可能です。
売買が可能ということは、買うひとがいて、また売るひともいる、ということ。とりわけ、リゾート地として成熟しているハワイ州では、長期滞在用の施設も多く、近年ホテルのタイムシェア化が加速。ヒルトンマリオットウェスティンといった大手ホテルチェーン系のタイムシェアが、続々と造成・販売されています。

最多価格帯が300~400万円台と手ごろなこともあり、ここ数年、販売件数が伸びているタイムシェアも、「買ったはよいが利用する時間がない」「利用したい時期はいつも予約がとれない」といった理由から、手放すひとが最近では増えてきました。
市中に売りに出された中古のタイムシェアを、一般に、リセール物件と呼んでいます。

>>次のページは、「リピーター派ならリセールでも十分」です
  • 1
  • 2
  • 3
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます