タイムシェアのリセールって?
タイムシェアはフランス生まれのアメリカ育ち、れっきとした不動産だ。 |
そもそもタイムシェアとは、ひとつの物件を52人で所有する共有持分権システムのこと。なぜ52人かというと、1年間を週換算すると52週あるからで、1週間(7nights)を1単位として販売されている不動産なのです。
タイムシェアは、れっきとした不動産なので、州政府に登記がなされます。もちろん、相続や賃貸、売買が可能です。
売買が可能ということは、買うひとがいて、また売るひともいる、ということ。とりわけ、リゾート地として成熟しているハワイ州では、長期滞在用の施設も多く、近年ホテルのタイムシェア化が加速。ヒルトンやマリオット、ウェスティンといった大手ホテルチェーン系のタイムシェアが、続々と造成・販売されています。
最多価格帯が300~400万円台と手ごろなこともあり、ここ数年、販売件数が伸びているタイムシェアも、「買ったはよいが利用する時間がない」「利用したい時期はいつも予約がとれない」といった理由から、手放すひとが最近では増えてきました。
市中に売りに出された中古のタイムシェアを、一般に、リセール物件と呼んでいます。
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