タイのロングステイ・ビザを取得する
タイ政府が発給するビザを大別すると、観光目的のツーリスト・ビザ(滞在許可期間は30日間)、移民のためのイミグラント・ビザ、そして、長期滞在や留学、就労、公用のためのノン・イミグラント・ビザが挙げられます。ノン・イミグラント・ビザには、いくつかの種類がありますが、満50歳以上のロングステイヤーを対象にしたロングステイ・ビザ、ならびに、満60歳以上の年金受給者を対象とした年金ビザを総称したOAビザが代表的です。これらはおもに、退職者や年金生活者が取得しており、ある一定額の預金残高証明書、ないしは年金を含む所得の証明書を提出する必要があります。
タイOAビザの取得条件
【ロングステイ・ビザ(満50歳以上が対象で滞在許可期間は(更新可)1年間)】ロングステイ・ビザの取得には財政条件をクリアする必要がある |
▼金融証明書(次の3項目のうち1つを満たすこと)
(1)タイ国内銀行発行、80万バーツ以上の預金残高証明書
(2)月収65,000バーツ以上、ないしは年収80万バーツ以上の年金等証明書
(3)タイ国内銀行発行の預金残高証明書と年金等による年収の合算が80万バーツと確認できるもの
▼航空券もしくは予約確認書
▼英文経歴書
▼無犯罪証明書
▼健康診断書
【年金ビザ(満60歳以上が対象で滞在許可期間は90日間)】
▼月々15万円以上の年金受給が証明できる書類
▼航空券もしくは予約確認書
▼英文経歴書
▼英文身元保証書(身元保証人は、成人で日本在住の者。要パスポート(写))
▼戸籍謄本原本
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