ロングステイ/アジアでロングステイ

タイで介護士つきの悠々ロングステイ!(2ページ目)

微笑みの国・タイ王国で、ケア・マネージャーつきの長期滞在施設を運営する日本企業にフォーカス。ホスピタリティの高い民族性で知られるタイのひとたちが、介護技術と日本様式を身につけ生活ケアにあたります。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

日本式に対応したタイ人ケアワーカーたち

椛澤一社長
株式会社リエイの椛澤社長は「海外介護が当たり前の時代を作りたい」と抱負を語る
シニアリビングサービス産業を旗印に、社員寮などのライフサポート事業や介護事業を展開する株式会社リエイ(千葉県浦安市)の椛澤一社長は、ロングステイがブームになる以前から、タイの人々の高いホスピタリティー度に注目。2003年、本格的にタイ人のケアワーカー養成に着手をしました。

グループ企業である現地法人リエイ・タイランド社では、バンコクの中心地にケアワーカーつきの日本人向け長期滞在施設リエイ・ルンピニ・レジデンスを展開。老親介護が理由でロングステイに踏み切れない家族環境のひとたちを中心に、タイでの長期滞在を支援しています。

住居費、水道光熱費はもちろんのこと、ケアワーカーによる生活ケア費を含め、1ヵ月37,500バーツ(日本円にして約12万円)から、という格安で提供しているのが特徴です(ケアレベルにより利用料は異なります)。

介護の基本知識のほか、日本式ケア・ノウハウ、日本語トレーニングを習得したリエイ・タイランド社認定のケアワーカーたちは、FTA自由貿易協定の本格導入を目前に、これからの活躍の舞台が注目されています。
また、日本人専用の窓口をもつバンコク病院やクルアイナムタイ病院と提携しているので、医療の面でも安心して滞在することができます。
リエイ・ルンピニ・レジデンス
ドンムアン国際空港から車で30分、サートーン大通りに近く好立地のリエイ・ルンピニ・レジデンス

タイの公用語は、タイ語。農村部ではほとんど英語が通じないというタイでのロングステイで、最大の心配事は「言葉」でしょう。そうした場面でも、リエイ・ルンピニ・レジデンスでは日本語スタッフを常駐させることで、円滑なコミュニケーションやリレーションが図れるよう心がけています。

館内には、和定食が食べられる日本食レストランも併設。
もちろん各室キッチンが併設されているうえ、調理器具は一式揃っていますから、到着したその日から自炊もできます。
館内フィットネスクラブにはプールやサウナが完備され、日本語の蔵書も豊富なライブラリーを、共有スペースに設置。
週に2回、無料で客室のタオルやシーツなどリネン類を交換してくれるほか、掃除も週3回行います(無料)。コンビニやクリーニング店もありますから、安心して滞在できます。

次のページでは、日泰の架け橋として奔走する日本人シニア男性をフォーカスします>>
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