取り込みの実際
ハイビジョンハンディカム対応ということで、今回はHDD搭載のAVCHDビデオカメラ「HDR-SR12」とHDVビデオカメラ「HDR-HC7」を用意してテストしてみました。
■HDD搭載AVCHDビデオカメラの場合
USB接続であるSR12はUSBケーブル接続して、ビデオカメラの電源を入れると、ビデオカメラのディスプレイにUSB接続画面が表示されるので、HDDのUSB接続アイコンをタッチして、USB接続を確立します。すると、レコーダー前面のワンタッチダビングボタンのリングが白く光り、ビデオカメラを認識したことを知らせてきます。
この状態で、ボタンを押すと転送を開始し、ボタンの色が赤に変わります。転送中はボタンは赤のままで、転送が終わると白に戻ります。あとはビデオカメラ側でUSB接続モードを解除すれば、ボタンのランプが消えるので、ビデオカメラを取り外します。
■HDVビデオカメラの場合
HDVビデオカメラの接続はiLinkケーブルで行います。ケーブルを接続後、ビデオカメラの電源を入れると、レコーダーに認識され、ボタンのランプが白く光ります。この状態でビデオカメラを再生モードにして、レコーダーのワンタッチダビングボタンを押すと、ビデオカメラのテープを自動的に先頭まで巻き戻して取り込みを開始します。
しかし、取り込みの終了に関しては自動ではないため、テープが終了したのを見計らって、リモコンでオプション>「ダビング停止」を実行し、取り込みを終了させます。あとは書き込みが終了した後に、ビデオカメラの電源を切って、白ランプが消えたのを確認してから、ビデオカメラを取り外します。
なお、この機能で転送した後、画面が真っ白になりますが、これは入力が自動的にHDVに切り替えられたためであり、リモコンのホームボタンを押せば、普通にXMBメニューが表示されます。
次ページでは取り込んだビデオ映像の扱いに関する話をします。