ビデオカメラとの連携を高めるレコーダー
レコーダーも、このようなビデオカメラの変化を受ける形で進化しており、ソニーやパナソニックなどのビデオカメラでもレコーダーでも主流であるメーカーは、自社のビデオカメラとレコーダーの連携機能を強化しています。
■SDカードで連携するパナソニック
現在のパナソニックのAVCHDに対応したハイビジョンビデオカメラは、すべてその撮影映像をSDメモリカードに記録できます。また、同社のレコーダーはハイビジョンDIGAもブルーレイDIGAもSDカードスロットを搭載しており、これを経由して同社のビデオカメラの映像を取り込めるようになっています。SDカードがデータをつなぐ架け橋になっているのです。
■ハイブリッドビデオカメラの台頭
従来、ビデオカメラは1つの記録メディアしか搭載していないのが普通でした。しかし、最近では複数の記録メディアに対応するビデオカメラが1つのジャンルを形成してきています。今回はそんなビデオカメラのなかでパナソニックの「HS9」を使ってみました。HS9はHDDとSDメモリカードに対応しています。HDDを使って長時間の撮影が可能で、撮影映像のなかで、他のデバイスに転送しないものをSDカードメモリに転送することができるのです。
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