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有給休暇をとって何が悪い!?(2ページ目)

有給休暇を取ることをためらっていたりしませんか?有給休暇はれっきとした従業員の権利です。取るべきときには堂々と取りましょう。

執筆者:元榮 太一郎

有給休暇には時効があることに注意!

有給休暇の有効期限
いっぱい貯めて、半年バカンス…なんて、夢のまた夢ですね。
たくさん貯めた有給休暇はいつまでも利用できると思っていませんか?それは大きな勘違いです!有給休暇は2年間で時効によって消滅してしまうのです。

例えば、2004年4月1日に取得した有給休暇は、2006年4月1日が過ぎると時効によって消滅してしまうわけです。ですから、有給休暇をまだ消化していないようだったら、機会を見つけて消化してしまいましょう。

社員は、有給休暇を取得したことを理由に会社から賃金の減額などの不利益な取り扱いをいけないことになっています。有給休暇で休みを取った日の賃金もきちんと払われますので安心してください。

年次有給休暇の利用は社員に与えられた当然の権利です。ですから、会社に遠慮して一切利用しないということはしないで、きちんと計画的に利用しましょう。
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