ホフマンスタイルのテーブル
ホフマンスタイルのデザインでまとめたワンシーンです。芸術家ヨーゼフ・ホフマン(1870~1956)は、19世紀末ウィーン芸術運動の中心人物で、「ウィーン工房」を設立した人です。彼が起こした芸術運動はユーゲントシュティール(アール・デコ)と呼ばれました。建築からインテリア、ファッション、工芸品、装飾品にいたるまで、シンプルで機能的なデザインはその後の芸術に多大な影響を与えました。ここに展示されているダイニングセットは、1900年パリ万博出展作品で、椅子の張り地は、バックハウゼンテキスタイルの仕上げで、カーテンは、グラスにあわせたデザインです。