節分の食卓
節分に「恵方巻き」(えほうまき)をいただくコーディネートです。

旧暦では2月3日の節分は、現在の12月31日大晦日頃、翌日の2月4日の立春は、現在の新年の頃にあたります。節分には、夜に出て災いをおこすという鬼を、家から追い出すために豆まきをします。また、鬼は目を刺されることを嫌うとされています。柊(ひいらぎ)の葉を飾るのは、それで鬼の目を突く意味があるからです。枡に豆を入れるのは、昔、豆を枡で計って売っていたところからきました。今年の節分は、こうした伝統に基づいた食卓で「福」を呼びこみましょう。


「福」を呼び込む縁起のよいお寿司とお茶

最近では、節分に「恵方巻き」(えほうまき)という太巻きの海苔巻きを食べる関西の風習が全国に広がってきました。20年前に関西の友人に節分には「恵方巻き」を食べると聞いて驚きました。食べ終わるまでは無言で願いごとをしながら、太巻きを切らずに、長いまま食べるのが本当の食べ方で、二度驚いたことを思い出します。また、食べる方角も大切です。その年の吉方位に向かって食べます。吉方位の向きは、毎年変わります。同じ頃、旅行先の名古屋と京都で豆入りの「福茶」を見ました。最近では、この「福茶」を節分にいただく習慣もどこでもみられるようになりました。煎茶や焙じ茶に豆まきの豆を少しいれてみてください。おいしい「福茶」に早替わりします。

「恵方巻き」を中央のお皿に盛り付けていただきましょう。半月盆の右側にセットしたガラスのグラスで、日本酒に炒った黒豆を数日漬け込んだ「黒豆酒」を注いでお祝いします。


私流、食卓を飾る節分の飾り その1

黒漆の枡に豆を飾る節分飾り
内側が赤く、外側が黒い漆塗りの枡に豆を入れて、四角い黒いお盆に置きます。お盆のあいたスペースに、豆がら、柊を置き、福と鬼の小さいお面を飾ります。豆がらには、関東を中心に豆がらを鳴らして、音で鬼を驚かせて退治するという言い伝えがあります。


私流、食卓を飾る節分の飾り その2

白い福の紙製のお面を飾る
お正月の屠蘇セットの黒い漆器のお盆に、紙製の白い福のお面を飾ります。右側には、磁器製の四角の器に豆をいれ、紅白の水引きを結びます。そのとなりに、柊を添えます。何か華やかな飾りをポイントにしたいので、金色の扇を添えてみます。


食卓に季節の行事や習慣を取り込むことで、めりはりをつけて日々の暮らしを楽しみましょう。


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