食器の名前は「マリー・アントワネット」
今回、コーディネートに使った食器は、ロワイヤル・ド・リモージュ製作の「マリー・アントワネット」シリーズで、王立セーヴル磁器製作所の磁器の復刻版です。王妃が愛した真珠と矢車菊のデザインの復刻版の食器でコーディネート。カトラリー(フォーク)も、フランス式に裏返してセッティングしています。 |
1781年夏、王妃は王立セーヴル磁器製作所に「真珠と矢車菊」の食器セットを注文。翌年の1782年冬に王妃に納入されました。現在、オリジナルはヴェルサイユ宮殿に飾られています。
ロワイヤル・ド・リモージュは、ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿に現存する歴史的な作品を復刻することを許された数少ない窯のひとつです。また、セーブルと並んでフランスで最も古い磁器製作所です。
真珠と矢車菊のデザインのプレート
プレート 画面をクリックすると拡大画面が見られます。 |
コーヒーカップ&ソーサー
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青い矢車菊の花模様
青い矢車菊の花模様 画面をクリックすると拡大画面が見られます。 |
真珠の模様 |
青い矢車菊の花と蕾が交互にちらされ、花模様を作り出しています。
プレートの裏。 |
一番下に、マリー・アントワネットの名前が書いてあります。
コーヒーカップの裏 |
一番下に、マリー・アントワネットの名前が書いてあります。
次ページで、今回花器に使ったアウガルテンのウィンナーローズの磁器の鉢カバーとマリー・アントワネットが矢車菊と同じように大好きだったバラの花のアレンジについてご説明します。