動画撮影・動画編集/動画撮影、動画編集関連情報

松下のフルハイビジョンカメラ HDC-SD9(3ページ目)

最新ビデオカメラのレビュー、今回はパナソニック のフルハイビジョン対応SDカードムービー、「HDC-SD9」をレビューさせていただきました。SDメモリーにハイビジョン映像を記録するタイプです。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

付属ソフトの「HD Writer」で撮った映像を活用する

HDC-SD9では、SDメモリーにAVCHD規格で映像が記録されます。HDC-SD9からの映像の取込みは、本体とパソコンをUSBケーブルで接続し、取り込みます。取り込み作業は、付属のユーティリティソフト「HD Writer」で行います。

このユーティリティソフトを利用すると、映像の取込みから再生、簡易編集、そしてDVD-Videoの作成などが行えます。

▲SDメモリーから映像データを取り込む。

 

▲取り込んだ映像を簡易編集する。

 

▲DVD-Videoも作成でき、この画面はメニュー作成画面。

DVDライターを利用する

別売りになりますが、とてもポータブルなDVDライターが用意されています。今回は、このDVDライターも試用させてもらいました。このDVDライターのおすすめは、パソコンなしでHDC-SC9の映像をDVDにダビングできることです。旅行などに持っていけば、SDメモリーがいっぱいになっても、DVDにダビングしておけばOKです。

SDメモリーがいくら低価格になったとはいえ、コンビニでは買えませんが、DVDメディアならコンビニでも売っているので、手軽にダビングできます。SDメモリータイプに限らず、ハードディスクタイプのビデオカメラなどでも旅行時にはノートパソコンをダビング用に持っていくのですが、ノートパソコンを持ち歩くよりはよいのではないでしょうか。

▲別売りのDVDライター「VW-BN1」。ご覧のようにコンパクトタイプなので、旅行に持っていくことも可能だ。

DVDライターは、HDC-SD9と付属のUSBケーブルで接続し、ビデオカメラの液晶モニターに表示されるメニューから作業を選択/実行するという、専用タイプのDVDライターです。どちらかというと、DVDの記録再生機能をカメラ本体に内蔵し、ライブメカ部分を外付けにしたというイメージですね。

●ディスクを作成する

ここで、DVDライターを利用して映像をダビングする手順をみてみましょう。

▲選択したダビング方法に応じて、例えばシーンを選択する。

※ダビング方法を選択。ダビング方法には「すべてのシーン」「シーン選択」「日付選択」などがある。

▲ダビングに必要なディスク枚数を確認する。

▲ディスクへのダビングが開始される。


▲ディスクの作成が完了する。

●ディスクの再生にも対応

HDC-SD9からDVDには、AVCHD形式のままダビングされます。したがって、ダビングしたDVDを再生するには、プレイヤーがAVCHDに対応していなければなりません。対応していない場合は、VW-BN1とHDC-SD9を接続し、さらにHDC-SD9をテレビに接続すれば、ディスク内の映像を再生/表示できます。

▲ディスクに記録されている映像を、HDC-SD9経由で再生する。

使い勝手と関連情報 >>

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます