付属ソフトの「HD Writer」で撮った映像を活用する
HDC-SD9では、SDメモリーにAVCHD規格で映像が記録されます。HDC-SD9からの映像の取込みは、本体とパソコンをUSBケーブルで接続し、取り込みます。取り込み作業は、付属のユーティリティソフト「HD Writer」で行います。
このユーティリティソフトを利用すると、映像の取込みから再生、簡易編集、そしてDVD-Videoの作成などが行えます。
▲SDメモリーから映像データを取り込む。 |
▲取り込んだ映像を簡易編集する。 |
▲DVD-Videoも作成でき、この画面はメニュー作成画面。 |
DVDライターを利用する
別売りになりますが、とてもポータブルなDVDライターが用意されています。今回は、このDVDライターも試用させてもらいました。このDVDライターのおすすめは、パソコンなしでHDC-SC9の映像をDVDにダビングできることです。旅行などに持っていけば、SDメモリーがいっぱいになっても、DVDにダビングしておけばOKです。
SDメモリーがいくら低価格になったとはいえ、コンビニでは買えませんが、DVDメディアならコンビニでも売っているので、手軽にダビングできます。SDメモリータイプに限らず、ハードディスクタイプのビデオカメラなどでも旅行時にはノートパソコンをダビング用に持っていくのですが、ノートパソコンを持ち歩くよりはよいのではないでしょうか。
▲別売りのDVDライター「VW-BN1」。ご覧のようにコンパクトタイプなので、旅行に持っていくことも可能だ。 |
DVDライターは、HDC-SD9と付属のUSBケーブルで接続し、ビデオカメラの液晶モニターに表示されるメニューから作業を選択/実行するという、専用タイプのDVDライターです。どちらかというと、DVDの記録再生機能をカメラ本体に内蔵し、ライブメカ部分を外付けにしたというイメージですね。
●ディスクを作成する
ここで、DVDライターを利用して映像をダビングする手順をみてみましょう。
▲選択したダビング方法に応じて、例えばシーンを選択する。 |
※ダビング方法を選択。ダビング方法には「すべてのシーン」「シーン選択」「日付選択」などがある。
▲ダビングに必要なディスク枚数を確認する。 |
▲ディスクへのダビングが開始される。 |
▲ディスクの作成が完了する。 |
●ディスクの再生にも対応
HDC-SD9からDVDには、AVCHD形式のままダビングされます。したがって、ダビングしたDVDを再生するには、プレイヤーがAVCHDに対応していなければなりません。対応していない場合は、VW-BN1とHDC-SD9を接続し、さらにHDC-SD9をテレビに接続すれば、ディスク内の映像を再生/表示できます。
▲ディスクに記録されている映像を、HDC-SD9経由で再生する。 |