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SDR-S100はワイド映像がきれい!(2ページ目)

松下電器産業のMPEG系ムービーカメラ「SDR-S100」は、意外と使えるSDタイプのビデオカメラです。なんといっても、手にフィットする感覚が抜群に良いのです。しかも3CCD搭載。さて、そのインプレッションは。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

画質は最高!

SDR-S100がこれだけ小型で軽量なのに、なんと3CCDを搭載。とりあえずMPEG系のビデオカメラを作ってみましたというのではなく、画質を重視し、しっかりと実用性を考慮していることがわかります。

16:9に対応した、2.8型ワイド液晶を搭載。

とくに、筆者がSDR-S100の気に入っている点が、16:9のワイド画面で撮影した映像です。これを50インチの大画面テレビに接続して再生しても、とてもきれいな映像で再生できるのです。さすが3CCDの映像だと感動ものなのです。画質の良いDVD-Videoのタイトルを再生したときとまったく変わらないといった印象です。

ワイドに対応した映像は、大型テレビで見てもきれいな映像だ。

レンズは松下電器産業のビデオカメラでは定番のライカディコマーで、光学式手ぶれ補正を備えた10倍ズーム。電源連動型のレンズカバーも装備されているのは嬉しい点。

液晶パネルを開くと電源源がオンになり、レンズカバーが開く。

デジタルカメラとしては

SDR-S100をデジタルカメラとして利用した場合、310万画素のデジカメとして機能します。画素数的には標準的ですが、動画同様に16:9のワイドでの撮影が可能で、ワイド画面のテレビで写真を見るには最適なサイズ。絵作りは鮮やかな発色に傾く傾向があります。感覚としては、映像を見た瞬間に「きれい」と思える絵作りといえます。

鮮やかな発色に作り込む傾向が見られる。

感触のよいビデオカメラだ(次ページ)>>

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