テレビチューナカードを利用してテレビ番組を録画していると、アッという間に動画ファイルが増えてしまいます。さて、それらをどのように管理するかが問題ですが、たとえばExcelを使ってみてはどうでしょうか。
Excelで動画ファイルを管理する
皆さんは動画ファイルをどのように管理していますか? デジタルカメラなどの静止画像用のデータ管理ソフトは数多くあるのですが、こと動画ファイルとなると、数が少ないようです。そこで、手軽に動画ファイルを管理する方法を考えてみました。
その1つが、Excelのリンク機能を利用する方法です。Excelには、指定したURLを開くための「ハイパーリンク機能」という便利な機能が搭載されています。これを利用して動画ファイルを管理すると、表を表示してファイル名をクリックすると、プレイヤーが起動してファイルを再生してくれます。あまりにも簡単なので、ちょっと拍子抜けしますが・・・。
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1.このような表を作成する。計算式などは不要。 | |||
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2.番組名を入力する。 | |||
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3.ファイル名を入力するセルで右クリックし、表示された右クリックメニューから「ハイパーリンク」を選択する。 | |||
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4.「ハイパーリンクの選択」ダイアログボックスが表示されるので、登録したいファイルを選択して[OK]ボタンをクリックする。 | |||
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5.リンク機能を持ったファイル名が登録される。 | |||
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6.同じように番組名、リンク機能を持ったファイル名を入力する。 | |||
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7.ファイル名をクリックすると、選択したファイルが再生される。 |
以上のように、ファイル名をクリックすると、該当する動画ファイルを再生するビューワが起動し、ファイルが再生されます。
非常にシンプルな方法ですが、意外と使える方法です。こうした日常的に行う作業は、シンプルでないと長続きしないということは経験済み。でも、これだけ簡単なら、続くと思いませんか? 必要があれば、プリントアウトすればビデオリストが出力できますよ。
次回は、アプリケーションソフトを利用した管理方法をご紹介します。