コーレルの統合オーサリングソフト「DVD MovieWriter 7」。最新バージョンではBlu-rayに対応するなど、ハイビジョン映像を利用したオーサリングがとても簡単に実現できるようになりました。

統合オーサリングソフト

▲「DVD MovieWriter 7」のボックスショット。

「DVD MovieWriter」ってどのようなソフトなのかご存じない方も多いかも知れませんね。DVD MovieWriterは、いわゆる「オーサリングソフト」と呼ばれるタイプのソフトで、映像データを利用して、自分だけのDVD-Videoなどが簡単に作ることができます。

その最新バージョンが「DVD MovieWriter 7」です。最新テクノロジーをいち早く搭載してバージョンアップを重ねていますが、今回はBlu-rayに対応し、ハイビジョン映像を、そのままの画質で残しながらオーサリングし、ディスクに残せるようになりました。また、このほかにも多くの新機能を搭載しており、今回はそれらをザックリとレポートしてみました。

なお、DVD MovieWriter 7には、「DVD MovieWriter 7」と、Blu-rayなどには未対応の「DVD MovieWriter 7 Basic Edition」という2つのバージョンがあります。ここでは、DVD MovieWriter 7を利用してレビューしてみました。

最初に、DVD MovieWriter 7の特徴を整理しておきましょう。DVD MovieWriter 7は、「統合オーサリングソフト」 という位置づけにあります。では、どのようなことができるのかというと、主に次の7つの機能にまとめられます。

  • オーサリング
    市販DVD-Videoのように、メニュー付きのDVD-Videoなどが簡単に作れる。
  • ビデオ編集
    ビデオカメラからの映像の取り込みとカット編集ができる。
  • フォトムービー
    デジタルカメラの写真を利用して、パン&ズーム効果などを活かしたスライドショーが作れる。
  • データの書き込み
    ドラッグ&ドロップで、ハードディスク上にあるデータファイルを簡単にDVDメディアなどにバックアップできる。
  • 音楽CD
    自分だけのオリジナル音楽CD制作をはじめ、音楽CDからのリッピングなどにも対応。
  • 変換/コピー
    ビデオファイルを、好みのファイル形式に変換したり、DVDのコピーができる。
  • 映像再生
    DVD-Videoをはじめ、AVCHDディスクなどさまざまな映像データを再生できる。

これらすべてについて解説することはできませんので、メインとなるオーサリング機能をメインに見てみましょう。
 

オーサリングってなに?

そもそも「オーサリング」というのはどのようなことなのかということを理解しておきましょう。一言でまとめると、次のような意味になります。

オーサリング(authoring)

映像データや画像データ、音声データ、文字データなどを利用して、1つのアプリケーションソフトを作ること。

また、「アプリケーションソフト」というのは、「目的に応じて利用するプログラム」という意味で、ここでは、映像を見るためのプログラム、すなわちDVD-Videoなどになるわけです。

▲ムービーを再生するプログラムがDVD-Video。

びっくりするかも知れませんが、DVD-Videoも、1つのアプリケーションプログラムだったのですね。プログラムを作るというと大変なイメージがありますが、DVD-Videoなどは簡単に作れるプログラムで、「タイトル作り」などとも呼んでいます。その簡単さは、このあとで解説しています。

そして、DVD-Videoなどのアプリケーションを作るためのソフトが「オーサリングソフト」で、DVD MovieWriter 7には、その機能が搭載されているというわけです。

これで、「オーサリング」の意味が理解できましたか?