イヤでも戻せる仕組みづくり
なるほど、どうしても元に戻せないなら、イヤでも戻るように、ひもでくくりつける。すごい発想です。これなら、たとえその時戻せなくても、目にふれたとき、ほぼんど自動的に元の場所に戻すことができます。適当な場所に突っ込むこともありません。なくしやすい"ハンコ"で実践!
このくだりに想を得たガイド、さっそく真似してみました。それは、玄関で使うことの多いハンコです。手持ちのハンコを生かせる「はん蔵くん」(三菱鉛筆、525円) |
といっても、細いハンコにひもをくくりつけるのはむずかしい。ところが、偶然ハンコ屋さんでこんな商品を見つけました。
ひもは扉の裏にガムテで貼り付けちゃいました… |
何にでも"見えないひも"を付けちゃおう
もちろん、これは単なる一つの「たとえ」。すべてのものをひもでくくりつけるわけにはいきません。(部屋中ひもだらけになって、混線しちゃいますものね)大切なのは、「すべてのものに見えないひもがついていることを感じ、その見えないひもにしたがって、元に戻す」ことなのです。今からお片づけする方、そのモノについた「見えないひも」は、どこにつながっていますか? それを考えながら、元に戻してくださいね。きっと、お片づけがラクになるはずです!
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