買っていいモノってどんなモノ? |
買う、買わないの判断基準
スペースにもお金にも限りがあります。目につく欲しいモノをすべて買うことはできません。でも、買っていいモノだってあるはず! 買いたいモノが見つかったときの、「買い」「ダメ」の判断基準をあげてみました。お買い物の参考にしてくださいね!
1 行き先が思いつくなら「買い」
モノを買うときには、それを処分するときのことまで考えましょう。もしコレを使わなくなったら? 納得いく「行き先」の見当がつくモノなら、万が一でもムダになりません。
・友達や親戚に、それをもらってくれて、かつちゃんと使ってくれそうな人がいる。
・誰もが知っている有名ブランドである。
・あまり流行に左右されないモノである。
・(木製品であれば)無垢材である。
・昭和30年代以前に作られたモノである。
・リサイクルショップで値段がつく確信がある。
・自治体の「譲ります」の掲示板で、もらい手がつく確信がある。
・心当たりのボランティア団体に、喜んで引き取ってもらえる確信がある。
2 処理コストがかさむようなら「ダメ!」
行き先さえあればいい、というわけじゃありません。利用や処理に関して、予想以上にコストがかかることって、意外に多いのです。買った価格に比べて、利用や処理にコストがかかり過ぎるるようなら、「ヤメトケ」! ただし、納得して購入するなら別です。
こんなモノは「買っちゃダメ!」
・価格の割に大きくて重いモノ。→ 処分するとき難儀する。そのため、いつまでたっても捨てられない恐れが
・電池式の電気製品で、電池を大量に消費するモノ。→ 途中で嫌気がさして使わなくなる。でも壊れていないから、いつまでたっても見切りがつけられない
・古すぎる情報機器。→ 周辺機器やソフトが対応できなくなるので使わなくなる。でも捨てづらい(特にPC)ので、いつまでたっても捨てられない
3 陳腐化が早いモノも「ダメ!
最新流行のモノは、往々にしてたちまち陳腐になる。特に服飾系で顕著。雑貨系は、皆が持っていたので、値崩れを起こして売ることもできない。捨てられない人は、はやりモノはなるべく買わないようにしよう。
4 迷っているなら「1度で買うな!」
価格、品質、必要度、どれをとっても中途半端で、「どうしようかな‥」と迷うときは、本来なら「買わない」が適当です。でも、いつもそればかりではつまらない。そんなときは、1度で買わず、もう一度買いに行きましょう。「二度目に行ったらなかった」ら、潔くあきらめましょう。それは、縁がなかったのです。
一度で買わない方がいい、迷いの生じる時とは、こんな時。
・旅先のみやげ物、コンサートグッズを選んでいるとき。
・バーゲンの初日、早朝のフリマ。
・「最後の1点!」「限定商品」。
「買わない」と決めてしまえば簡単ですが、それでは自分の世界が広がらないのも事実。買う、買わないのバランスを上手にとって、豊かなシンプルライフを目指しましょう。
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