「子供が生まれたら片づけられるようになった」のはなぜ?
ホントにモノの少ない和室。あらゆるすき間にも、全然ホコリがたまっていない |
「子供がいるから片付かない」。お子さんのいる方の共通した思いでしょう。しかし今回ご紹介するMさんは、「子供が生まれたら、片づけられるようになった」そうです。それはなぜでしょうか?
センスはいいけど、掃除はキライ
ガイドの友人にして細身の美人・Mさんは、ご主人と5年生のお嬢さんとの3人暮らし。お住まいは3DKの集合住宅です。Mさんのお宅は、いつもキレイに片づいているのに加えて、どこもかしこもチリ一つ落ちていないクリーンさ。そして、驚くほどモノが少ないのに、殺風景じゃなく、おしゃれなんです! その秘訣をお聞きしてみました。
ガイド:
Mさんは、お母さんに厳しくしつけられて、こんなにお片付けが上手になったんでしょ?
Mさん:
ぜ~んぜん(笑)! 私、もともと片付けなんかちっとも好きじゃなかったんです。実家時代なんて、床の上にはいつもモノがゴチャゴチャ。それを隅に寄せるのが「片付け」だったんですから。そもそも実家がモノの多い家で、食器なんかもどっさりあるんですけど、あんまり使ってないような……。
ガイド:
え~、じゃあもともとはフツーの人!? でも、置いてあるモノが、みんなセンスいいですよね。
Mさん:
買い物は好きですけど、掃除・片付けは好きじゃなかった。フツーに散らかす人でした。結婚してからだって、食卓の上にも椅子の背にも、何も考えずボンボン物を載せていたし、子供が生まれてからだって、オモチャなんかいつもだしっぱなしだったし。
きっかけは、子供の喘息
読書も勉強も家事も、低めのダイニングテーブルで |
Mさん:
ところが、子供が生まれてしばらくして、喘息と診断されてしまいました。もともとアレルギーはあって、アレルギー用のミルクを飲ませたり、離乳食にも気を使ったりしていたんですけど、喘息には、掃除が特効薬と聞いて。それまでいい加減だった掃除を、必死でやるようになったんです。
キライな掃除も、習慣になると、身についちゃうものなんですね。今じゃ、ホコリがちょっとでも見えると「!」。手が勝手に動いて、すぐに掃除を始めちゃうんです。
ガイド:
今、毎日の掃除は何を?
Mさん:
掃除機をかけて、平面の拭き掃除は毎日やっています。
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