シンプルライフ

脱ぎっぱなしの服対策に「ハシゴ」!

「また着るから~」と言いつつ、脱ぎっぱなしの服を椅子の背やタンスの上に積み上げる家族はいませんか!? そんな”塚”を解体するには「ハシゴ」がおすすめです。

金子 由紀子

執筆者:金子 由紀子

シンプルライフガイド

「また着るから~」と言いつつ、脱ぎっぱなしの服を椅子の背やタンスの上に積み上げる家族はいませんか!? そんな”塚”を解体するには「ハシゴ」がおすすめです。

お宅にはありませんか!? 「服の塚」

また着るまた着るって、いつだよ!

秋~冬に増えるんですよね、「服の塚」。部屋のあちこちに、「また着る」「まだ洗わない」服が、いつの間にか積み上げられてできるんです。ガイドんちも例外じゃありません。うちのトーチャン(夫)も、服の塚を築く職人。しかも、「また着る」と言いながら、次にはぜんぜん別の服を着て、積み上げた服のことは忘れてんの! ムカっ!!


積み上げたら最後と思え


服に限りませんが、モノは積み上げると個別の存在を忘れられがち。「服の塚」はオブジェと化してしまうんです。だから、できるだけ「塚」を作らないことがイチバン。
「服は絶対、積み上げないでっ!!」
でも、いっくら言っても忘れられちゃうんですよね。

「ハシゴ」一本で、塚を粉砕!

コレに「塚」を垂直移動!

そこでガイドが導入したのは「ハシゴ」。
といっても、本物のアレじゃありません。手頃な太さの竹をヒモで組み、
ハシゴ状にした洋服の一時掛けです。
一段に一枚かけていけば、塚は解体し、一枚一枚の姿が再び明らかになります。塚の下層に埋もれて日の目を見なくなる服も発生しませんよ! 何より、平面が空いて、空間のゴチャつきがなくなるのがイチバンの効用です。

ハシゴの作り方

作り方はカンタン。
1 近隣にある、木材加工サービスのあるホームセンターを探す。
材料はこれだけ!

2 竹材
(写真は”6号”と”7号”を使用)と紐(棕櫚や麻)を購入。
3 竹材をカットしてもらう。
  
(写真のハシゴは、高さ160センチ、幅50センチ)
4 家に帰って、3を適当に紐でくくりつける。
5 完成。



要らなくなっても安心

このハシゴ(ラダー)、実はStyle Storeにもカッコいいのが売ってます。丈夫さと美しさ(これ、ホントにカッコいいよ)を求めるなら断然こっちの方がベターですが、「塚」の発生率が季節により異なるお宅には、自作できるこのイージーなハシゴで十分。うまいことお片付け習慣が身について使わなくなっても、縦に割ってアサガオやプチトマトの支柱にできますしね。

材料費(写真のハシゴの例)
ハシゴにかけると、ちゃんと「また着る」ようになるんです

 竹材‥‥‥292円
  棕櫚紐‥‥78円
―――――――――――――
 計    370円

(このホームセンターは加工費無料でした!)

竹材がカットしてあるから、製作時間は数十分。マガジンラックとしても活用できます。「塚」にお悩みの方、試してみては?

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