シンプルライフ/シンプルライフ関連情報

捨てない暮らし、使い切る暮らし 着慣れた服、楽しくリメイク(2ページ目)

長年着慣れて体に馴染んできて、愛着もひとしお。でもあちこち傷んできて、人前で着るに耐えない――って服、ありますよね。そんな服を楽しく美しくよみがえらせるテクニックとアイディアがつまった本を見つけました。

金子 由紀子

執筆者:金子 由紀子

シンプルライフガイド

「シンプルな暮らし」って「食」を大切にすることかも?

でも、出版社名を見て「??」それは、発行元が手芸や洋裁専門の出版社ではなく、食の情報がメインの「自然食通信社」だったから。なんでまた? 早速、担当編集者の大和田さんにお話を聞いてきました。

「うちの本は比較的ロングセラーが多いんですが、『はじめてのリメイク』はその中でも好評をいただいている『捨てない主義で布生活』の延長として出た企画だったんです。これはいわゆるリフォームのアイディア集なのですが、手芸やソーイングの「作り方」の本とは、「愛着のあるものをいかに大切に使い尽くすか」という立脚点が違っていると思います。今回の『リメイク』に対しても、“楽しい本、あったかい本をありがとう”“心がこもっている、創作意欲がわいてきた”という、うれしいお便りをいただいています」

「『はじめてのリメイク』では、登場する作品はすべて、それを作ったフツーの人たちをモデルに撮影したのですが、制作していて印象的だったのが、作りながら、どの人からも“家族”にまつわる話がたくさん出てくること。“布”は使い込まれていくうちに単なるモノではなく、家族との思い出がしみついた大切な何かになっていくのでしょうか」

だからこそ捨てられない、大切に使い切りたい。そういうモノがあるって素敵なことですね。

もともと自然食関連の骨太な書籍を発行してきた同社がリメイクの本を出しているのは、「暮らしをいつくしみ、モノを大切にする」という思想が根底にあるから。そして、暮らしの基本は「食」にあるというゆるぎない考え方が、『リメイク』の本であるにもかかわらず、隅々から感じられるのが印象的です。『リメイク』の中で紹介されている人たちに共通して感じられるのも、「"食"をとっても大切にしている人たちだなー」ということでした。


担当編集者・大和田さん

ガイドは考えました。「シンプルライフ」って、「インテリア」をベースに考えがちだけど、実は「食」がいちばん重要なんじゃない? きちんと食べてる人って、かならず気持ちよく暮らせてると思う。雑誌に出てくるみたいなキッチンが汚れるのがイヤで、レトルトのお湯しか沸かさないシンプルライフなんてアリエナイと思うガイドには、『はじめてのリメイク』に登場する「染色家の牛田さん」の暮らしぶりが、とってもおいしそうで魅力的でした! ソーイングの本としてだけでなく、ライフスタイルの本として楽しめます。



自然食通信社さんでは何と! 昼食を社員交代で作っているのです。超アットホーム! まかない付きの会社って初めて見た。ガイドまでご馳走になっちゃいました。どれもとってもおいしくって感激。毎日こんなにおいしいもの食べてたら、いい仕事ができそう!



『はじめてのリメイク』
自然食通信社刊 1600円+税 



関連リンク集‥‥「雑貨を作る・リメイク」
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