なぜ食器棚はゴチャゴチャするの?

皆さんのお宅の食器棚には、何個ぐらいの食器が入っていますか?
それは誰がどこで手に入れたものですか? 使っていない食器はありませんか?

食器棚を拝見する機会って結構多いですけれど、ご家族のある方は、皆さん大きくて立派な食器棚をお持ちです。そしてどのお宅もそれがギッシリ。なるほど、イタリアンありエスニックありの日本の食生活って、大量の食器を必要としますから、かなりの大きさが必要です。

ちょっと考えてみても、毎日の食事に使うご飯茶碗に汁椀、カレーを食べるときの深皿、ケーキ用のケーキ皿、パスタ用のプレート、ラーメン丼、デザートグラス、タンブラーにワイングラス、緑茶・紅茶・コーヒー用のカップとそれぞれに合う茶托やソーサー、箸・れんげも含む各種カトラリー、「洋食には洋食器、和食には和食器、焼き魚にはやっぱり専用の長いお皿がなくちゃ」と思う人はやはり多いようですし‥‥。

でも、手持ちの食器のすべてを使っているかというと、必ずしもそうでもないみたい。いちばんよくあるのが、セット崩れのために使わなくなるパターン。「5客セットのうち、2個のカップと1枚のソーサーの縁が欠けた」「ペアでいただいたワイングラスの片方が割れた」‥‥などのために、自然と隅に追いやられてしまった食器、お宅にもあるはず。

カップやグラスを吊り下げる便利グッズを、購入したときの数に合わせて揃え、見た目バシっと収納しても、使っていくうちに、セットは崩れていくもの。不揃いになった食器がたまっても、生き残った無傷の食器たちを捨てる理由も見当たらず、月日が経つうちに食器棚の中は見るも無残な歯抜け状態に‥‥。

食器類は本質的に半端ものが生じやすい以下のような性質を持っています。

・衝動買いやギフトの対象になりやすい
・陶磁器・ガラスなどでできているものが多いために、壊れやすい。
・セットで使うことが多い。


つまり、「本当に必要で、本当に好きで手に入れたものではない場合が多い上に、一つ欠けるとセット全体が使いづらくなる」のですね。