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ニートといっても、今回はこっちのニート

社会問題化しているニートとは別に、英単語としてよく使われるニートがあります。以前は若者言葉としても人気があり、今も様々な場面で使うことのできる表現です。

森 弘之

執筆者:森 弘之

日常英会話ガイド

ニートといってもいろいろあります

neat chair (すっきりした椅子)

ニートと聞いてまず思い浮かべるのは社会問題化している「ニート」でしょう。これは英語ではNEETと書き、

Not currently engaged in Employment, Education or Training
(就業、 就学、職業訓練のいずれもおこなっていない)

の頭文字から作られた言葉です。しかし今回取り上げるのは同じニートでも

neat

です。これは昔は若者言葉としてとてもよく使われた口語表現で、今でいう「クール」に近い言葉です。意味としては

「素敵だ、すばらしい、格好いい」

といった感じになるでしょう。ただしもともとneatは英単語として「うまい、巧妙な、品がいい、すっきりしている」といった意味があるので、若者言葉としての人気は廃れたものの、普通の英単語としては今でもよく使われています。

たとえば

Keep your desk neat.
(机をきれいにしておきなさい)

You room is neat and clean.
(君の部屋はきちんとしていて清潔だね)

また neat をいったん覚えてしまえば、neatly (きれいに、きちんと、すっきりと)などの関連語句もすぐに使えるようになります。たとえば

She is always neatly dressed.
(彼女はいつでも清楚な服装をしている)

Write neatly in your notebook.
(ノートにはきれいに書きなさい)

といったように使います。

neat を使ってみよう

neatはすっきりときれいな状態を指しますが、使う場面は少なくありません。以下に具体的な会話例を見ていきます。

これはどう? 庭が広いね

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