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古本はどこで売るのが一番トクか?(4ページ目)

古本を売るには、古本屋、Amazon、ヤフオクなど色々な方法がありますが、どれを利用するのが一番得なのでしょうか。サンプルを挙げて検証してみました。

和田 由貴

執筆者:和田 由貴

節約ガイド

メリット・デメリット


各サービスの買い取り価格や落札相場を調べてきましたが、手間などもありますので単純に価格が高くつけば良いというものでもありません。各サービスのメリット、デメリットを挙げてみたいと思います。

…その前に。
古本屋への持込買取査定をご紹介しましたが、大手の古本屋では持込買取だけでなく、宅配便を利用した買取や出張買取なども実施しています。これも合わせて考察してみます。

■古本屋への持込買取
【メリット】
・気軽に持ち込める
・買い取り価格をその場で教えてもらえる
・個人との売買ではないためわずらわしさがない
【デメリット】
・例外を除き、かなり買取価格が安い
・店舗が近所になければ利用できない
・買い取ってもらえない商品もある
・数が多い場合重いので運搬が大変

■古本屋への発送買取
【メリット】
・まとめて送る、もしくは引取に来てもらうだけなので楽
・個人との売買ではないためわずらわしさがない
【デメリット】
・持込同様買取価格が安い
・買い取ってもらえない商品もある
・買取価格に納得がいかない場合、引取送料は自己負担

■Amazonマーケットプレイス
【メリット】
・人気のある商品ならばかなりの高値設定が可能
・出品するだけならば無料
【デメリット】
・手数料(100円+商品価格の15%)がかかる
・売れるかどうかの保証はない
・発送が面倒
・発行部数が多い作品は値崩れ必至
・個人間のやり取りのため、売買トラブルが無きにしも非ず

■Yahoo!オークション
【メリット】
・自分の納得のいく価格設定ができる
・単品出品でなく、何冊かセットにするなどの自由な売り方ができる
【デメリット】
・月会費(294円)出品料(10.5円)落札システム利用料(落札価格の5.25%)がかかる
・売れるかどうかの保証はない
・出品作業(商品紹介、写真撮影など)が面倒
・落札者との取引、発送が面倒
・落札価格にかなりのばらつきがある
・個人間のやり取りのため、売買トラブルが無きにしも非ず


以上のように、それぞれのサービスにメリット・デメリットが考えられます。

どれか一つのサービスを使うと考えずに、どのような本を何冊処分したいか、人気商品は含まれるか、手間を掛ける時間があるか、などを総合的に考え、一番効率がよくてお得になるサービスを選択することが賢い古本処分といえるでしょう。


【関連リンク】
ブックオフ
古本市場店舗検索
Amazon
Yahoo!オークション


※記事は2007年12月5日現在の情報です。本の価格相場は日々変動するものですので、記事中に記載した価格で販売できる保証はありません。どうぞご了承ください。
【編集部おすすめの購入サイト】
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